休職期間満了で退職としてもトラブルが発生することもある。
いきなり診断書を送ってきて、休職申請してきた従業員がいたけど
こんなのあり?
確かにそういうケースはあります。
何も事前に話すことができず、こちらから
連絡しても電話にはでない、メールにも返事がないとなると、まあ休みに
ついては、療養について医師から指示があるので認めるとして、
問題は休職の申請について会社はどう判断するべき?
どのような対応がベストであるといえるだろうか。
もちろん就業規則に休職については規定があるとすれば、そのとおりに
運用することになります。もちろん、休職について
規定していないこともあります。そうなると義務
ではないから病気欠勤で、あとはずっと会社もそのままに
しておけないので、退職勧奨または場合によっては解雇となります。
休職ありの場合で、
たとえば、病気欠勤が○日以上続き、回復まで
時間がかかりそうな場合などということであれば、労務不能と医者がサインした
診断書を出してきている以上、会社は認めないわけにはいきません。
ただ、全然予兆もなくいきなり会社に無断欠勤していきなり休職の申請
文書を送ってくるのもどうかと思いますので一度話をしてみないといけない
と思います。もちろん病気なので、会社に呼び出すのは難しいので
近くまで行って喫茶店などで短い時間だけ話をしてみて体調について
伺うくらいがいいでしょう。
休職については正式に会社が休職を認めて開始するのであって
当然に診断書を出せば休職として休むことができるわけではあり
ませんので、会社もそこだけはよく理解して、当該従業員に
説明し、そのうえで病気欠勤、または年次有給休暇の使用などを
あわせて、どこから休職に入るのかを正式に通知するのがいいかと思います。