滅びの美学 東山温泉の廃墟 高橋館 斜陽

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:ビジネス・時事一般

先日、お盆に、ほぼ日帰り、戻るまではわずか
24時間で、会津の実家に帰省し、お墓参り、家族との食事、
食料買い出し、電化製品購入などに時間をつかいました。

そして、夕方に時間があったので近所の東山温泉が気になり、
探検ということで温泉街の街並みを眺めに行きました。

怖いもの見たさ、滅びの美学というようなもの?関心あります。
まあそんなことを言ってたら、怒られそうです。

この数年ニュースで見ていた、あの廃墟となった
旅館 高橋館を生で見たかったのです。

近所の旅館は迷惑を被り、観光客からクレームでものすごかっ
たのですが、あの景色見たら、食欲なくすのもわかります。

こちらのサイトがわかりやすいです。
東山温泉 の廃墟
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/mocopisu/entry-12369543570.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgA


結局、今年、取り壊されて、川を挟んだ向かいの
旅館が費用を負担したそうです。なんとその額1000万以上。

そのニュースを見た時、最後に見たかったと
思っていたので少し残念でした。廃墟跡だけ見ました。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASL444F8TL44UGTB00D.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgA


そんなわけで、高橋館も繁盛して、いい時代もあった
はず、しかし地方の温泉旅館はいまや破綻、破産、
海外企業に売却されているところもおおく、東山温泉も
その典型です。


高橋館は、建物は明治9年に建てられたものなのでやむを得ない。
衰退し、お金もなく建物のメンテもできず、この5年くらいは
旅館も閉め、そこに少し前まで宿主が住んでいたとのこと。

役所は何もできず、いろいろ対応に苦労しました。
観光客は、こなくなるし、噂は広まるし、他にも
廃墟旅館があるので、ほんとうに地元民にしたら残念です。

滅びゆく旅館群、景観は一部最悪、ホラーみたいで
さらに温泉街の活気のなさ、こんなものにも興味を
もつ私は変なのかもしれませんが、その歴史や
衰退のきっかけ、震災の影響など話を聞いてみたいものです。

さて、滅びの中にも美しい何かは、あります。
時代の流れでやむを得なくても、その中で生き抜き、
過去の栄華を思い出し、周りからは怒られ
役所からは崩壊物件といわれても行くところもない。

何もできない申し訳なさ、それでも宿主の生きていくという
気持ちを勝手に推測しながら、考えてみました。

最後に、滅びの美学 となると文学では
太宰の 斜陽 が、ピタリとあてはまります。

廃墟旅館と没落貴族。

名作、斜陽もたまに読んでみるのもいいかも
しれません。最後はちょっと綺麗にまとめてみました。

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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