賞与と年次有給休暇の関係は?
近所の某上場企業グループの書店(本屋)のアルバイトの募集
がお店のレジ横に張り紙で掲示してあったのですが、東京での
最低賃金である958円でした。
たまに行くのですが、アルバイトの方みんなとても一生懸命
働いています。人手不足ということはないのかもしれませんが、
いろいろ覚えることはあって大変そうです。
東京駅近くの丸善もものすごくたくさんの社員、アルバイトが
働いていましたが、研修中の人も同じようにレジで先輩に
教えてもらいながらやっていたのを覚えていますが、とても教育はよく
できているのかなと思っています。別に丸善推しとかありませんけど。
さて、書店でアルバイトをするということについて考えてみました。
書店アルバイトは人気があるからこの人手不足の時代に
アルバイトがこの時給でも応募があり働くのだと思いますし、
また学生も時給だけでバイト先を決めているわけではないという人もいます。
飲食店などではたらくよりいいイメージがありますし、親も
少し安心すると思います。
さて、最低賃金でも採用できるのはなぜ?ということをあらためて
考えてみると、やはりやりがいによるものが大きいかもしれません。
自分の好きなことに関連する仕事をできる喜びがある人もいるでしょうし
有名なお店ならそれだけでモチベーションもあがるでしょう。
しかしながらごたごたがあったりすると、すぐに辞めてしまう可能性が
あるのはどこでも一緒です。店舗のスタッフ全員が一斉離職です。
全員が一斉に退職してしまったりすることなどそう多くあるわけでは
ないのですが、小さな書店ではあり得る話です。
人気があっても実は楽そうにみえても地味に大変な仕事が多く、10年やっても
最低賃金で働くアルバイトもいるなかで、職場環境が悪くなったら心が折れてしまう
可能性もあるのです。
働く側から人気があって、求人すれば応募は結構な人数集まるから、
最低賃金でも十分雇うことができると思っていても、働く側はいつのまにか
当初想定していなかった違う点に嫌気をさしてしまうということが
あるのはどこでも一緒ということです。
さてそんな話の中で気になるニュースをみつけました。
エキサイトニュースより
ディズニーランドのキャストは給料が安いのに何故、人気があるのかとか、TVのADは薄給で長時間労働なのに何故、人気があるのか、という話があるが、書店員も似たようなところがあるのかもしれない。
「ひとつの本屋で起きたこと。によると、立教大学内にある丸善キャンパスショップ池袋店で働く新人と10年勤続のベテランアルバイトの給料はどちらも東京都の最低賃金だという。それでもやりがいをもってやっていたのかもしれないが、本部が現場を無視してリニューアルを強行して職場環境が悪化、店員が全員やめてしまったという。
一部引用
こんなニュースを読むと、いろいろ思うところがありますが本部と現場の対立
また直営ではなくFC店もあったりする(文教堂はごく一部FCあり)のでFC店は
経営者がまた別にいるのでややこしいというか個性が強くなりがちで、トラブルも
多くなりそうな気がします。