厚生年金 70歳になったときの手続き 「厚生年金保険70歳以上被用者該当・不該当届」を提出
協会けんぽの「インセンティブ(報奨金)制度」のこと知っていますか?
この制度は、協会けんぽの加入者及び事業主の取組に応じて、インセ
ンティブ(報奨金)を付与し、それを「健康保険料率」に反映させるというものです。
インセンティブが付与される対象となるのは、協会けんぽが拠出している後期
高齢者支援金(後期高齢者の医療に対する現役世代からの支援金)に係る
保険料率についてです。
協会けんぽは、都道府県支部ごとに分かれていて現在全国で約200万事業場、
被保険者数約2,000万人。巨大な組織となっており、被保険者は中小企業で働く
人たちが中心。私自身もよく理解しておかなければならないところであり、協会けんぽの
サイトを何度もよく見ています。
保険料率決定のカギを握るのは5つの指標となっており、これらが重要です。
5つの評価指標
1 特定健診等の受診率
2 特定保健指導の実施率
3 特定保健指導対象者の減少率
4 受信勧奨を受けた要治療者の受診率
5 ジェネリック医薬品の使用率
これら5つを指標を年度ごとに47都道府県支部がランキング付けされます。
ランキングで上位過半数に該当した支部については、保険料率が
引き下がることになっています。
平成30年度から実施され、各年度の支部の取組結果が、翌々年度の
健康保険料率に反映されることになっています。
協会けんぽは、すべての事業主、加入者の健康への取組が医療費適正化に
つながるものとして強く協力を呼び掛けています。
ちなみに東京都は過去のデータからみると全国最下位の47位だそうなので
ちょっと頑張らないと保険料率上昇になってしまうことになりそうです。
協会けんぽ インセンティブ制度
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat550/insenthibuseido/insenthibuseido