退職の申し出の効力は?

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:退職・解雇

退職の申し出の効力は?

退職の意思について申し出があったが
その後、具体的に日付の申し出もなく、
2週間も経過してしまい、本人は何も
言ってこないし、こちらの呼び出しにも
応じず、普通に働いていて困っています。

こんな時はどうすればいいのですか?

急にこなくなるのは困りますが、一方で
このように勝手気ままに意思表示だけ
してそのまま放置して、日付について話し合いもなく
退職の撤回もないので、後任の採用もあるので
こちらでは退職についてもう承認して、従業員に
その旨文書にて示し、通知してください。

あとは日付については退職届として
提出させ、会社としても確認書類として
保管して、トラブル回避につとめてください。

一般的には退職の申し出は、口頭でも
メールでも、有効で二週間経てば、
契約を解除できるということになりますので
引き留めるには無理があります。

会社としても、申し出があれば形式的には
引き留めることもあるかもしれませんが
意思表示してきたのは悩んだうえで決断して
きたわけですから次の引き継ぎのこと、退職の承認、日付、
スケジュールなどを話し合うのがいいでしょう。

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Mybestpro Members

庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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