退職勧奨したら、出社してこなくなった。

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:退職・解雇

ある従業員に退職勧奨をしたら、次の日から出社して
こなくなり、連絡がとれなくなりました。

自己都合で退職したもののとして扱い、手続きをすすめてい
いかという相談があった場合どうするか?

もちろん、本人が退職の意思も示していない
ので、早まって思い込みで、手続きをしないように
してください。

このような場合、無断欠勤に該当するので、会社から
出社をするように電話、メールで連絡をとったり、自宅に行ったり
文書などで督促したりするなどあとで揉めたときのために
記録のわかるものも必要です。

解雇されたと思って、ふて腐れて出社しないものも
いますので、退職勧奨の際にはその意味をしっかり
伝えてから、話をするようにしましょう。

たまたま寝込んでいただけと言って、何食わぬ顔を
して、一週間後にふらっと出社してきたりすることも
あり得ます。

最近の若い従業員はほんとうに宇宙人みたいな言い訳をしたり
するふざけた人が結構いて、笑ってしまうことも
ありますが、弊社のお客さんにはそういう
従業員に感情的になってクビと言ったりすることの
ないよういつも話をするようにしています。

従業員側のうまい誘導にひっかかっては損をします
ので、ポイントとしては冷静に淡々と事実を確認し、
記録を残していくということです。

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Mybestpro Members

庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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