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庄司英尚

現場を大事にする社会保険労務士

庄司英尚(しょうじひでたか) / 社会保険労務士

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

コラム

<信用失墜行為>停職中に旅行でカニ食べ投稿、懲戒免職に

2016年5月23日

テーマ:退職・解雇

コラムカテゴリ:ビジネス

停職期間中に不適切な内容をフェイスブックに投稿。

岐阜県池田町は、地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反
に当たるとして女性主事を懲戒免職にしました。

このニュースを皆さんはどう思いますか?

公務員が懲戒免職されるのはものすごく稀なことで、相当なことをしないと
そうはならない。今回の信用失墜行為の禁止に該当する行為について
懲戒免職妥当ということで判断したもよう。

フェイスブックへの不適切な内容の投稿で仕事も終わりに。

さてこの女性が取り消しを求めて訴えることはないのかもしれませんが
民間ではこのような場合、提訴することもあることかもしれません。

公務員ではなければそのあたりは考え方も違います。

ただすなわち出勤停止期間中に暇なこともあって旅行の写真や
ネットなどに余計な写真や記事を投稿したり、炎上させたりする
可能性はありますので、就業規則にまずはベースの
ところを厳しく規定しておくことが大前提になるでしょう。

しかしこの女性主事は、とんでもない人です。記事によると
元主事は勤務時間外に名古屋市で接客の仕事に従事し、
300万円程度の報酬を得たとして昨年11月、停職6カ月
の懲戒処分を受けたとのこと。

その停職期間中にその内容の投稿では
市民や町民は許さないでしょう。


毎日新聞より
<信用失墜行為>停職中に旅行でカニ食べ投稿、懲戒免職に

停職期間中に不適切な内容をフェイスブックに投稿したとして、岐阜県池田町は2日、同町民生部住民課の女性主事(30)を地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反に当たるとして懲戒免職にした。免職処分について、田口貴弘総務部長は「反省すべき停職期間中に町の信頼を損なう行為をした責任を重くとらえた。反省の様子もみられず妥当な処分」と話している。

 町によると、元主事は勤務時間外に名古屋市で接客の仕事に従事し、300万円程度の報酬を得たとして昨年11月、停職6カ月の懲戒処分を受けた。その直後、自身のフェイスブックに旅行先で食べたカニの写真や「ママ友と海鮮ざんまい」とのコメントを投稿。住民から町に「停職中なのに不謹慎」との批判が寄せられた。

 上司が注意したが、元主事は今年3月、旅行先の奈良県で食事した時の様子をフェイスブックに投稿。肉や野菜の写真とともに「食べ過ぎて撃沈。動けない。誰か助けて」とコメントしていた。【渡辺隆文】

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