パワハラ相談が急増=10年前の約5倍に 逆パワハラも深刻な現場の課題
静岡放送の元女性アナ、雇用継続求め提訴 セクハラで発声障害
元女性アナウンサーが雇用継続とセクハラのトラブルに関して
テレビ局を提訴しました。
今回は地方の女性アナウンサーが契約更新されなかったということと
セクハラ・パワハラがあって心因性発声障害になったことが
ありますが、2つを分けて考えてみるべきだと思いました。
しかしながら女子アナというだけあって話題性もあるのか
知りませんが、ヤフーニュースも取り上げていました。
1年更新とすれば、初回で契約満了ですから、そこには理由があるので
何ら問題ないというのがテレビ局の主張ですし、確かにそのとおりか
もしれません。
しかしながらセクハラのほうはその事実関係と心因性発生障害になった
ことの因果関係が大事になってきます。
テレビ局などメディア関連は、非正規扱いで契約社員をたくさん採用して
上手に使っていますから、雇い止めなどは日常的に多数行われていると聞いた
ことがありますが、今回はそこにハラスメントが関係しており、いろいろ
なことがあったのかもしれません。
このようなケースでは会社が不利になることもありますが、初回契約期間
の満了で契約更新しなかったことを会社が違法といわれてしまうと
それはそれでちょっと厳しいかもしれません。女性側からすれば、その原因は
会社がつくったのだから、その責任は会社にあるという主張をするというのも
若干わからないわけでもありません。
これから裁判でいろいろ明らかになるのかもしれませんが
今回の提訴内容は1つずつ内容を分けて、考えるように
するとわかりやすいといえます。
産経新聞
静岡放送の元女性アナ、雇用継続求め提訴 セクハラで発声障害
静岡放送(本社・静岡市駿河区)の元アナウンサーの女性(24)が、今年2月に契約を打ち切られた(雇い止め)のは不当として、雇用継続の確認などを求めて静岡地裁に提訴していたことが24日、明らかになった。
訴状によると、女性は平成25年3月に同社に契約アナウンサーとして採用され、3本の番組でレギュラーとしてアナウンス業務を担当。しかし、番組の男性ディレクターから「ミニスカをはけ」といわれるなどセクハラやパワハラ行為を受け、精神的苦痛により声が出にくくなる心因性発声障害などの症状を訴えていた。同10月に同社から「声が安定せずニュースが読めない」と雇い止めの通告を受け、12月に入って完治したことを訴えたにもかかわらず番組を外され、契約更新を拒絶されたとしている。
同社総務局は取材に対し「当社としては契約更新を拒絶したことには相応の理由があると考えており、今後の裁判で主張していきたい」とコメントした。
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