海外出張中に病院にかかった費用は会社負担すべきか?
お昼のニュースでは、こちらの大阪の印刷会社への
労働局の家宅捜索の様子がテレビでも放映されており
今後大きな事件となるのではないかと思います。
胆管がんで17人が発症、8人が死亡というのは
とてもびっくりで、その業務との関係性について
調査になります。
定期健康診断もやっていないというのは問題ですし
働く環境としてもかなりよくなかったことが
推測されます。
印刷会社などは労務管理がほとんどできていないところも
多く、また長時間労働が恒常化しており、労災事故も
結構多発している現場もあります。今回のこの会社は、
特別な事例かもしれませんが、経営者としての責任を
もっと自覚して事業にのぞんでほしいです。
朝日新聞社
大阪労働局は2日午前、従業員ら17人が胆管がんを発症しうち8人が死亡した大阪市の印刷会社「SANYO(サンヨー)―CYP(シーワィピー)」について、労働安全衛生法違反(事業者の安全衛生措置義務違反など)の疑いで家宅捜索を始めた。
午前9時10分すぎ、大阪市中央区にある山村悳唯(とくゆき)社長(66)の自宅兼本社ビルに大阪労働局の職員4人が入った。今後、押収書類の分析と関係者の聴取を進め、会社側が従業員の健康や安全を守るための措置をどう怠り、被害が拡大したのか解明を進めるとみられる。
厚生労働省は昨年5~6月、労働安全衛生法で定める事業主の義務を果たしていないとして同社に是正勧告をした。違反とされたのは、(1)定期健康診断結果の報告をしていない(2)衛生管理者や産業医、安全管理者を置いていない(3)衛生委員会もなく、作業リーダーの「職長教育」もしていない――など。
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