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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1226《なぜ、親子間でマナーが必要なのでしょうか?》

2016年5月29日

テーマ:親に身につけていただきたいマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

あなたにとって家庭とは何を意味しますか?

様々な思いがあると思います。
例えば、家庭は「自分を受け入れてくれる場所」「親子の団らんがある場所」「かけがえのない唯一の場所」等など・・・。

人は社会生活を営みますが、社会の最小単位は個人ではなく家庭です。
そして家族が生活を共有する場が家庭です。

また、家庭生活を楽しく円滑に営むためには、たとえ親子や兄弟であっても、それぞれが相手の事を理解し、尊重して生活しなければいけません。

さらに互いが最低限守らなければいけない決まり事も必要になってきます。
それが家庭におけるマナーであり、家庭において素敵なマナーを発揮し合うことにより、地域や学校や職場といった外の社会で役に立つことになります。

特に子どもは、家庭内の祖父母、父母、兄弟との関係を通じて、他者とのコミュニケーションの在り方を身に付けます。

学生時代はともかくとして、子どもが成長して社会に巣立つ時に、今まで経験したことのない複雑多様な人間関係の築き方を家庭生活の中で築くわけです。

従って、家族同士のコミュニケーションは英語や数学や国語の点は上がらないかもしれませんが、社会人になるに当たり非常に大切な要素を含んでいます。

学生の就職支援を始め、中高年齢者の再就職支援に長く関わっていますが、コミュニケーション力と家庭の在り方は非常に密接な関係があると感じています。

学生生活に比較して社会生活はその何倍もあります。
その社会生活において人間関係は非常に大切で避けて通れません。

その人間関係づくりの大きく寄与するのが家庭での団らんだと思います。
だから家庭におけるマナーやコミュニケーションが大切になるわけです。

毎日共に暮らす家族だからと言って、朝晩の基本的な挨拶は必要です。
加えて、何かをしてもらってもそれを当然だと受け止め、お礼の言葉が出ないようではよろしくありません。

家族だからこそ、「おはよう」や「ありがとう」や「ゴメンナサイ」の基本的な挨拶は、相手の目を見てキチンと発して頂きたいものです。

家族でご飯を食べる時は特に「いただきます」や「ご馳走様」の挨拶は勿論、姿勢を正し、美味しく楽しく食べて下さい。

お父さんは新聞を読みながら、子どもはスマートフォンを見ながらではよろしくありません。会話を楽しんで下さい。そのためには、顔を上げて食べること、そして料理を一口サイズ、つまり概ね3センチくらいの大きさを意識する事をお勧めします。

こどもはこのような環境の中で、美しい食べ方を身に付け、ひいては互いを尊重し、気持ちを伝えい、感謝することの大切さを身につけていくわけです。

また、家族間で「隠しごと」はよろしくありません。
団らんの条件は「思いやり」と「隠しごとをしない」ことです。

しかし、家族間でも互いのプライバシーは尊重しなければいけません。
例えば親でも子どもの部屋に入る時にはノックをする、物を借りる時はキチンと承諾を取り、返す時にはお礼の言葉を添えることは必要です。

マナーの根源を成すものは、相手に対する感謝や敬意や思いやりです。
家族間でマナーが必要な理由は、まさに相手をキチンと認め、互いが互いを尊重し合うことが大切だからです。

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