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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話932《幸せの青い鳥》

2015年4月7日

テーマ:日常生活におけるマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

「山笑う頃」は、はちきれんばかりのエネルギーで満ちています。

新芽が萌え、花が咲き、鳥が歌い、そよ風が吹く頃で、全ての生き物が春の到来を謳歌している季節です。

既にお話ししましたが、中国では四季を色で表現しました。
夏は赤(朱)、秋は白、冬は黒、そして春は青色です。

秋は白ですが、北原白秋の名前の由来はここから来たと言われています。
そして春は青ですが、青春の由来でもあります。

現在日本は世界一の長寿国になりましたが、長い人生を季節や色で表現するのも趣があっていいモノですね。

ところで「青い鳥」の物語をご存知でしょうか?
ベルギーの劇作家であり詩人でもあり、ノーベル文学賞を受賞したメーテルリンクの戯曲です。

クリスマスの前夜、貧しいチルチルとミチルが幸せの青い鳥を探しに行きました。

各地を転々と探し求めましたが、ついに見つけることはできませんでした。

仕方なく家に帰るわけですが、その家の鳥かごの中で、探し求めていた幸せの青い鳥を見つけたと言うお話です。

幸せの青い鳥は、自分達が飼っていた鳩だったわけですね。

この物語が諭すことは、「幸せは実は身近な所にある」と言うことです。

メーテルリンクは、「皆が考えているよりずっと沢山の幸せが世の中にはあるのに、たいていの人はそれを見つけられない」と述べています。

世界屈指の四季の美しい国、物が豊かで便利な国、平和な国、治安が良い国、文化や教育水準が高い国、民主主義の国、長寿の国等など・・・。

このように考えてみると日本は本当に恵まれていると思います。

今年新たに社会人になった人も多いと思います。
日本には「新規学卒制度」があります。

労働市場は目覚ましく変化していますが、企業等が正社員として勤務経験の無い人を卒業時点で労働者として採用・雇用する制度です。

貧しいが故に学校に行けない子ども、苦労して卒業しても就職できない人も世界には多くいます。

先ずは多くの人のお陰で卒業出来たことに感謝です。
そして、社会人になった事に感謝すると共に幸せを感じて下さい。

幸せとは、現状に感謝することからですね

そして、色々な苦労を経験し人間力を高めて下さいね。
青春の「青」は、まだ「未熟」という意味と「若い」という意味があります。

若いと言うことは、ハジをかいてもすぐに修復されると言うことです。

「こんなはずではなかった」と短気を起して辞めないようにして下さい。

「隣の芝は青い」と言いますが、先ずは自分自信が身を置いた職場の良い所をしっかり見つけて下さいね。

幸せの鳥はそこにいるはずです。

この記事を書いたプロ

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