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安部元隆プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

50代更年期の肩こり・腰痛に効く!神経整体の特徴と自宅セルフケア5選

安部元隆

安部元隆

テーマ:腰痛



こんにちは、GENRYUです。
早速ですが、あなたに質問です。
朝、目覚めた瞬間から感じる首の重だるさ。
起き上がるときに「イタタ…」と思わず声が出てしまう腰の痛み。
仕事を始めて午後3時を過ぎると、肩から背中にかけてガチガチに固まり、
集中力が途切れてしまう——。
「マッサージに行った翌日にはまた痛みが戻る…」
「整形外科では『骨には異常なし』と言われたけど、痛みは続いている…」
「もう年だから仕方ないと、半ば諦めかけている…」
もしあなたがこのような状態なら、それは決してあなただけの悩みではありません。
今回のブログでは、この「痛みの問題」について深堀りしていくことと、
その「解決策」について解説していこうと思います。
では、早速やっていきましょう。



1.痛みの現状
(1)驚くべき統計データが示す現実
厚生労働省の「令和4年国民生活基礎調査」によると、
女性の自覚症状第1位は「肩こり」で約60%、第2位が「腰痛」という結果が出ています。
つまり、日本人女性の半数以上が肩こりに悩んでいるのです。
さらに、50代女性に限定すると、その割合はさらに高くなります。
更年期の影響、長年のデスクワークの蓄積、筋力の低下——
これらの要因が重なり、慢性的な痛みに苦しむ方が急増しています。

(2)「座りすぎ大国」日本の深刻な実態
オーストラリアの研究機関の調査では、日本人の平均座位時間は1日7時間で、
世界20カ国中最長という結果が報告されています。
長時間の座位は、単なる肩こり・腰痛だけでなく、
- 心血管疾患のリスク増加
- 2型糖尿病のリスク上昇
- メンタルヘルスの悪化
- 死亡率の上昇
など、全身の健康に深刻な影響を及ぼすことが科学的に証明されています。
この記事では、なぜあなたの痛みが今まで治らなかったのか、
そして大分市で受けられる「戻りにくい」神経整体というアプローチが、
どのように根本改善につながるのかを、最新の学術的根拠とともに徹底解説します。



2.あなたの肩こり・腰痛が治らない3つの根本理由
理由1:一時的な対症療法に頼り続けている
多くの方が「痛いところを揉んでもらう」ことで満足してしまいます。
確かにマッサージは気持ちが良く、その場では楽になります。
しかし2〜3日で元に戻ってしまうのには、明確な理由があります。
(1)「対症療法の限界」
マッサージや電気治療は、表面的な筋肉の緊張をほぐすことには優れています。
しかし、それは「結果」に対するアプローチであり、「原因」には触れていません。
例えるなら、水漏れしている部屋で、床の水を拭き取るだけで、
水道の蛇口を閉めていない状態です。
拭いても拭いても、また水が溜まってしまいます。
あなたの肩こり・腰痛も同じです。
筋肉をほぐしても、痛みを生み出している根本原因
・姿勢の問題
・神経系の異常
・生活習慣の偏り
これらが解決されていないため、すぐに元の状態に戻ってしまうのです。

理由2:神経系へのアプローチが決定的に不足している
慢性的な肩こり・腰痛の多くは、実は「筋肉の問題」だけではありません。
神経系の機能異常が深く関係しています。
(1)「中枢性感作という見えない敵」
Manual Therapy誌(2010年)に掲載された研究では、
慢性痛患者の多くに「中枢性感作(Central Sensitization)」という神経系の過敏状態が
認められることが報告されています。
中枢性感作とは、脳や脊髄が痛みに対して過敏になり、本来は痛くない刺激まで
「痛い」と感じてしまう状態です。
具体的には
- 軽く触れただけで痛みを感じる(アロディニア)
- 小さな痛みを大きく感じる(痛覚過敏)
- 痛みの範囲が広がっていく
- 刺激がなくても痛みを感じ続ける
この状態では、いくら筋肉をほぐしても、神経系が「痛い」という信号を
出し続けてしまうため、根本的な改善には至りません。
(2)「痛みの悪循環メカニズム」
中枢性感作が起こると、以下のような悪循環が生まれます。
1. 痛み発生→ 筋肉が緊張
2. 筋肉の緊張→ 血流悪化
3. 血流悪化→ 酸素・栄養不足、老廃物蓄積
4. 老廃物蓄積→ さらなる痛み発生
5. 持続する痛み→ 神経系がさらに過敏化
この悪循環を断ち切るには、神経系そのものにアプローチする必要があるのです。

理由3:生活習慣の改善サポートが皆無
施術を受けるだけで、日常生活で何も変えなければ、身体は必ず元の状態に戻ります。
これは物理法則のようなものです。
(1)セルフケア教育の欠如
多くの整体院では:
- 施術内容の説明がない
- なぜ痛みが出ているのか教えてくれない
- 自宅でできるケア方法を教えてくれない
- 姿勢指導や生活習慣のアドバイスがない
つまり、「治してもらう」だけで、「自分で治す力」を身につけられないのです。
これでは、永遠に整体院に通い続けなければならなくなってしまいます。



3.痛み発生のメカニズム
デスクワークが身体を蝕む5つのメカニズム【科学的解説】
「メカニズム1」「姿勢保持筋」の慢性的な疲労蓄積
デスクワークでは、「姿勢保持筋」という深層筋が常に働き続けます。
「姿勢保持筋」とは、
- 脊柱起立筋(背骨を支える筋肉)
- 腸腰筋(骨盤と背骨をつなぐ筋肉)
- 僧帽筋(首と肩をつなぐ筋肉)
- 多裂筋(背骨を安定させる深層筋)
これらの筋肉は、立っているとき・座っているときに、
常に重力に抗して姿勢を保つために働いています。
日本理学療法科学会の研究(2021年)によると、
非活動に伴う逸脱姿勢(猫背や頭部前方偏位)は、頸肩痛や慢性腰痛と強い関連性がある
ことが示されています。
とくに50代女性は、更年期に伴う筋力低下によって、姿勢保持がさらに困難になります。
①筋肉量の減少(サルコペニア)
②筋肉の柔軟性低下
③骨密度の低下
これらが重なり、同じ姿勢を保つだけで、より大きな負担がかかるのです。

「メカニズム2」血流障害による痛み物質の蓄積
筋肉が緊張し続けると、血管が圧迫されて血流が悪くなります。
血流障害の3段階プロセス
(1)第1段階:酸素と栄養の供給不足
筋肉は血液から酸素とブドウ糖を受け取ってエネルギーを生産しています。
血流が悪化すると、エネルギー不足に陥ります。
(2)第2段階:老廃物(乳酸など)の排出困難
筋肉が活動すると乳酸などの疲労物質が生成されます。通
常は血液が運び去りますが、血流が悪いと蓄積します。
(3)第3段階:発痛物質の発生
蓄積した老廃物は、ブラジキニンやプロスタグランジンなどの発痛物質を生成します。
これらが神経を刺激し、痛みを引き起こします。
この悪循環が、「治らない痛み」の正体です。

「メカニズム3」自律神経の乱れによる全身症状
日本温泉気候物理医学会の研究(2005年)では、肩こりと自律神経の密接な関係が
明らかにされています。
(1)デスクワークが自律神経を乱す理由
長時間のデスクワークは「交感神経を優位」にします。
・精神的緊張(締め切り、責任、対人ストレス)
・身体的緊張(同じ姿勢の維持)
・視覚的疲労(パソコン画面の凝視)
(2)交感神経が優位になることで起こる症状
・血管が収縮 → 血流悪化
・筋肉が緊張 → 肩こり・腰痛
・消化機能低下 → 胃腸の不調
・睡眠の質低下 → 疲労回復できない
(3)自律神経の乱れによる全身症状
・頭痛、めまい
・不眠、浅い眠り
・イライラ、不安感
・消化不良、便秘
・冷え性、むくみ
・・生理不順
これらすべてが、デスクワークによる自律神経の乱れから生じている可能性があります。

「メカニズム4」骨盤の歪みと内臓への影響
長時間の座位は、骨盤を後傾させます。
(1)骨盤後傾のドミノ効果
1. 骨盤が後ろに傾く→ 背中が丸くなる(猫背)
2. 猫背→ 頭が前に出る(頭部前方偏位)
3. 頭部前方偏位→ 首に5〜10kgの負担
4. 骨盤の歪み→ 内臓の位置がずれる
(2)内臓の位置がずれることで起こる症状
・胃腸の働きが悪くなる
・便秘になりやすい
・代謝が低下する
・ぽっこりお腹になる

「メカニズム5」座位時間と死亡リスクの関係
驚くべきことに、座位時間が2時間増えるごとに死亡リスクが15%増加する
という研究結果(クリニカルサポート)が報告されています。
特に、
・脂質異常症がある人:18%増加
・高血圧がある人:20%増加
・糖尿病がある人:27%増加
デスクワークの影響は、単なる肩こり・腰痛だけではなく、生命に関わるレベルなのです。



4.神経整体とは?他の治療法との決定的な違い
神経整体の3つの特徴
「特徴1」神経系への直接的アプローチ
神経整体は、筋肉を揉みほぐすのではなく、神経系の機能を正常化することに焦点を当てます。
具体的には、
①神経の伝達経路を整える
②中枢神経系の過敏状態を鎮静化
③自律神経のバランスを回復
④神経と筋肉の連携を再教育
これにより、身体が本来持っている「自己回復力」を最大限に引き出します。

「特徴2」戻りにくい身体づくり
従来の整体との最大の違いは、「効果の持続性」です。
・比較項目    | 従来の整体・マッサージ VS 神経整体
・アプローチ対象 | 筋肉・骨格(表層) / 神経系(深層)
・効果の持続期間 | 2〜3日 / 数週間〜長期
・施術の目的   |   症状の一時的緩和 / 根本原因の改善
・通院頻度    |    週1〜2回(継続) / 初期集中業→メンテナンス
・セルフケア指導 | ほとんどなし / 充実
・痛みへの考え方 | 筋肉の問題 / 神経系の問題

「特徴3」痛みのメカニズムを変える
Manual Therapy誌(2016年)の研究によれば、
手技療法と痛み神経科学教育を組み合わせることで、慢性腰痛の長期的改善効果が
有意に向上することが示されています。
そのため、神経整体では
「第1段階」
神経系の機能回復
中枢性感作を改善し、痛みの感じ方そのものを変える
「第2段階」
筋肉の緊張パターンの再教育
正しい姿勢が自然に保てるよう、神経-筋肉の連携を再構築
「第3段階」
自律神経の調整
血流改善・回復力向上により、自己治癒力を高める
この3段階のアプローチで、「戻りにくい身体」を作り上げます。



5.神経整体の施術プロセス
「ステップ1」詳細なカウンセリングと検査(30分)
・痛みの歴史(いつから、どのように始まったか)
・生活習慣の詳細(仕事内容、睡眠時間、運動習慣)
・既往歴(過去の怪我、病気)
- 姿勢分析(静止時・動作時)
- 神経系の反応検査
- 自律神経のバランス測定
「ステップ2」オーダーメイドの施術計画立案
検査結果をもとに:
- 痛みの根本原因を特定
- 必要な施術回数の見積もり
- 改善までのロードマップ提示
- 自宅でのセルフケアプラン
「ステップ3」神経整体施術(20〜30分)
- ソフトタッチの手技(ボキボキしない)
- 神経系へのアプローチ
- 筋膜リリース
- 骨盤・背骨の調整
- 自律神経調整
「ステップ4」セルフケア指導(5分)
- 自宅でできるストレッチ
- 正しい座り方・立ち方
- 避けるべき動作
- 生活習慣のアドバイス
「ステップ5」定期的な再評価とメンテナンス
- 2〜4週ごとに効果測定
- 改善度合いに応じて通院間隔を調整
- 目標達成後は「メンテナンスで維持」
- メンテナンスプラン提案



6.50代女性が神経整体を選ぶべき5つの理由
「理由1」更年期のホルモン変化に対応
50代は更年期の真っ只中です。女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少により、
身体は大きな変化を迎えます。
ちなみに、エストロゲンの3つの役割があり
厚生労働省のデータや複数の医学研究により、エストロゲンには
以下の重要な役割があることが分かっています:
①骨密度の維持
エストロゲンは骨芽細胞(骨を作る細胞)を活性化します。
減少すると骨粗しょう症のリスクが高まります。
②筋肉・腱の柔軟性維持
関節や腱を覆う「滑膜(かつまく)」の柔軟性を保ちます。
減少すると関節が硬くなり、痛みが出やすくなります。
③自律神経の調整
エストロゲンは副交感神経をサポートし、リラックス状態を促進します。
減少すると自律神経が乱れやすくなります。
④神経整体が更年期症状に有効な理由
神経整体は自律神経を整えることで、ホルモンバランスの変化による不調を軽減できます。
- 血流改善 → 全身への栄養供給向上
- リラックス効果 → ストレスホルモン(コルチゾール)の減少
- 睡眠の質向上 → 成長ホルモンの分泌促進
- 筋肉の柔軟性回復 → 関節痛の軽減

「理由2」加齢による筋力低下への効果的対応
50代になると、サルコペニア(筋肉量の減少)が加速します。
筋力低下の実態
30代をピークに、筋肉量は年1%ずつ減少すると言われています。
つまり50代では、ピーク時の約80%の筋肉量しかありません。
さらに、筋力(筋肉が発揮できる力)は筋肉量以上に低下し、**年2〜3%減少**します。
※「神経整体」のアプローチ
神経整体では、筋肉を「鍛える」のではなく、「効率よく使えるようにする」ことを目指します。
これは「神経-筋肉の連携(神経筋制御)」を改善することで実現します:
- 使えていなかった筋肉を活性化
- 無駄な力みを減らす
- 少ない筋力で効率的に身体を支える
- バランス能力の向上
結果として、「少ない筋力でも疲れにくく、痛みの出にくい身体」になります。

理由3:心身両面からの包括的アプローチ
慢性痛は身体的な問題だけでなく、「心理的ストレスとも密接に関係」しています。
痛みと心理の双方向関係
*痛み → 心理への影響
- 不安、イライラ
- 睡眠障害
- 抑うつ気分
- 社会活動の制限
*心理 → 痛みへの影響
- ストレスが筋肉を緊張させる
- 不安が痛みを増幅させる
- 睡眠不足が痛みの閾値を下げる
※「神経整体」の心身統合アプローチ
神経整体は自律神経を整えることで、
*身体面
- 筋肉の緊張緩和
- 血流改善
- 痛みの軽減
*心理面
- リラックス効果
- 睡眠の質向上
- ストレス耐性の向上
- 気分の安定
※社会面
- 活動範囲の拡大
- QOL(生活の質)の向上
- 自信の回復

理由4:強い刺激が不要な安全性
50代の身体は、若い頃と比べて:
- 骨がもろくなっている
- 筋肉や腱が硬くなっている
- 回復力が低下している
そのため、強い刺激や「ボキボキ」鳴らす施術は、かえって身体を傷つけるリスクがあります。
※神経整体の安全性
神経整体は、
- ソフトタッチの手技
- 身体に負担をかけない
- 副作用がほとんどない
- 施術後の揉み返しが少ない
年齢を重ねた身体にも安心して受けられるのが、神経整体の大きな利点です。

理由5:「効果的なメンテナンス」での経済性負担軽減
多くの整体院では、月4回×5,000円=月2万円、年間24万円もの費用がかかり続けます。
※神経整体の費用対効果
神経整体では、
**初期集中期(1〜2ヶ月)**
週1〜2回の通院で根本改善を目指す
**安定期(1〜2ヶ月)**
2週に1回程度に減らす
**メンテナンス**
必要に応じて月1回程度
トータルコストで見ると、永遠に通い続けるよりも圧倒的に経済的です。



7.大分市で信頼できる整体院の選び方【完全ガイド】
初回カウンセリングで必ず聞くべき10の質問
整体院選びで失敗しないために、初回カウンセリング時に以下の質問をしてみてください:
施術内容について
Q1:「どのようなアプローチで施術をしますか?」
→ 具体的に説明できるか確認
Q2:「なぜ私の痛みが出ているのか、原因を教えてもらえますか?」
→ 身体の仕組みを分かりやすく説明してくれるか
Q3:「施術後、どのような変化が期待できますか?」
→ 現実的な見通しを示してくれるか
Q4:「何回くらいの施術が必要ですか?」
→ 明確な計画があるか
Q5:「通院頻度はどのくらいですか?」
→ 理由とともに説明してくれるか
Q6:「改善の目安はどのくらいの期間ですか?」
→ 具体的なゴールを示してくれるか
Q7:「1回あたりの施術費用はいくらですか?」
→ 明瞭会計か
Q8:「回数券は必要ですか?」
→ 強制していないか
Q9:「自宅でできるケア方法を教えてもらえますか?」
→ セルフケア指導があるか
Q10:「生活習慣で気をつけることはありますか?」
→ トータルサポートがあるか



8.自宅でできる神経整体的セルフケア5選
整体院での施術だけでなく、日常的なセルフケアが根本改善の鍵です。
セルフケア1:自律神経を整える呼吸法(3分)
「4-7-8呼吸法」
1. 4秒かけて鼻から息を吸う
2. 7秒間息を止める
3. 8秒かけて口からゆっくり吐く
4. これを4回繰り返す
「効果」
- 副交感神経が優位になる
- 筋肉の緊張が緩む
- 血流が改善する
- 睡眠の質が向上
「オススメの実践時間帯」
朝起きた時、仕事の合間、就寝前

セルフケア2:デスクワーク中の姿勢リセット(1分)
「頻度」
1時間に1回実施
「手順」
1. 椅子に深く座り直す
2. 両肩を耳に近づけるように上げる(3秒)
3. ストンと力を抜いて下ろす
4. 首をゆっくり左右に傾ける(各5秒)
5. 肩甲骨を寄せるように胸を開く(5秒)
「効果」
- 姿勢保持筋の緊張リセット
- 血流の一時的改善
- 集中力の回復

セルフケア3:骨盤リセット体操(5分)
「頻度」
就寝前に実施
「手順」
1. 仰向けに寝て、両膝を立てる
2. お尻を床から3cm浮かせて5秒キープ
3. ゆっくり下ろす
4. 10回繰り返す
「効果」
- 骨盤の位置を整える
- 腰痛予防
- 内臓の位置改善

セルフケア4:肩甲骨はがしストレッチ(3分)
「頻度」
朝晩実施
「手順」
1. 四つん這いになる
2. 右手を左側の床に伸ばす
3. 右肩を床につけるようにストレッチ(30秒)
4. 反対側も同様に
「効果」
- 肩こりの予防・改善
- 巻き肩の改善
- 呼吸が深くなる

セルフケア5:足裏刺激で全身調整(5分)
「頻度」
就寝前に実施
「手順」
1. ゴルフボールを床に置く
2. 足裏で転がす(片足2〜3分)
3. 痛気持ちいい程度の強さで
「効果」
- 足裏の反射区を刺激
- 全身の血流改善
- 自律神経の調整
- むくみ解消



9.避けるべき生活習慣7つ
以下の習慣は、肩こり・腰痛を悪化させますので、注意してください。
1. スマホを見続ける「ストレートネック姿勢」
→ 頭の重さ(約5kg)が首に過度な負担
2. 足を組んで座る
→ 骨盤が歪み、左右のバランスが崩れる
3. 柔らかすぎるソファに長時間座る
→ 骨盤が後傾し、腰に負担
4. 同じ側でバッグを持つ
→ 身体の左右差が生まれる
5. 運動不足
→ 筋力低下、血流悪化
6. 睡眠不足
→ 回復力低下、痛みの閾値低下
7. 水分不足
→ 血液がドロドロになり、血流悪化



10.よくある質問(Q&A)
Q1:整体は痛いですか?
A:神経整体は、ソフトタッチの手技が中心です。
「痛い=効いている」ではありません。
むしろ、リラックスした状態の方が神経系は正常化しやすいのです。

Q2:何回くらいで効果を実感できますか?
A:個人差がありますが、多くの方は1〜3回目で変化を感じ始めます。
ただし、長年の慢性痛の場合、根本改善には6ヶ月以上かかることもあります。

Q3:保険は使えますか?
A:整体は保険適用外です。
ただし、整骨院・接骨院で保険を使える場合もありますが、保険診療には制限があります。
神経整体のような専門的な施術は、自費診療となります。

Q4:年齢制限はありますか?
A:ありません。むしろ、50代以上の方にこそ、安全で効果的な神経整体をお勧めします。

Q5:どのくらいの頻度で通えばいいですか?
A:症状によりますが、初期は週1〜2回、改善に伴い2週に1回、3週に1回、
月1回と徐々に間隔を空けていきます。

Q6:マッサージとの違いは何ですか?
A:マッサージは筋肉をほぐす「対症療法」、神経整体は神経系を整える「根本療法」です。
目的と効果の持続性が全く異なります。

Q7:整形外科との違いは?
A:整形外科は「構造的な異常(骨折、ヘルニアなど)」の診断・治療が専門。
神経整体は「機能的な問題(神経系、筋肉のバランス)」の改善が専門です。
相互補完的な関係です。

Q8:好転反応はありますか?
A:施術後1〜3日間、だるさや軽い痛みを感じることがあります。
これは身体が変化している証拠で、通常2〜3日で消失します。


11.まとめ:根本改善への3つのステップ
あなたの慢性的な肩こり・腰痛が治らなかったのは、あなたのせいではありません。
適切なアプローチを受けていなかっただけです。

ステップ1:現状を正しく理解する
- 痛みの本当の原因は何か
- なぜ今まで治らなかったのか
- 神経系の問題があるのか
これらを専門家と一緒に確認しましょう。

ステップ2:適切な整体院を選ぶ
- 神経系にアプローチできる技術があるか
- セルフケア指導が充実しているか
この記事で紹介したチェックポイントを活用してください。

ステップ3:継続とセルフケアの実践
- 最初の2〜3ヶ月は集中的に通院
- 自宅でのセルフケアを習慣化
- 生活習慣を少しずつ改善

「今度こそ本気で治したい」
そう思われたなら、今が行動のタイミングです。
大分市で「神経整体」という選択肢を知ることで、
今まで諦めかけていた痛みから解放される可能性があります。
・神経系にアプローチする根本療法
・戻りにくい身体づくり
・自律神経の調整で全身の健康向上
・自宅でも正しいエクササイズが継続サポート体制
「もう年だから仕方ない」
そう諦める前に、一度、根本から身体を整える神経整体を体験してみませんか?
あなたの身体には、まだ改善する力が残っています。
その力を引き出すサポートをしてくれる、信頼できる整体院との出会いが、
あなたの人生を変えるかもしれません。
一度、キチンとまとめたかった領域だったので、
しっかり時間をかけてまとめてみました。
一つでもあなたに気づきがあればと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)

【参考文献】
- 厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」
- 及川巧翔ほか「非活動に伴う逸脱姿勢による弊害に対する理学療法介入の効果:システマティックレビューとメタアナリシス」理学療法科学, 2021
- 上野美由紀ほか「デスクワーカーの座位行動中における運動プログラムの構築」産業衛生学雑誌, 2024
- 森本昌宏「肩こりの臨床:適切な診断と治療のために」近畿大学医学雑誌, 2010
- 伊藤不二夫ほか「電界治療器による肩こりへの効果 自覚症状、血流、自律神経の変化」日本温泉気候物理医学会雑誌, 2005
- Nijs J, Van Houdenhove B「Recognition of central sensitization in patients with musculoskeletal pain: application of pain neurophysiology in manual therapy practice」Manual Therapy, 2010
- Puentedura EJ, Flynn T「Combining manual therapy with pain neuroscience education in the treatment of chronic low back pain: A narrative review of the literature」Physiotherapy Theory and Practice, 2016
- Clarke CL, Ryan CG, Martin DJ「Pain neurophysiology education for the management of individuals with chronic low back pain: A systematic review and meta-analysis」Manual Therapy, 2011
- オーストラリア研究機関「世界20カ国の座位時間調査」
- 国立がん研究センター「職業性座位時間と死亡との関連」多目的コホート研究

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