テニス肘の痛みを改善するための、オススメストレッチがコレ。

こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、肘の屈伸に伴う痛み(ゴルフ肘)に焦点をあてていきます。
近年ですが、コロナ禍もあったため、ゴルフ人口がグッと増えてきたと思います。
とくにゴルフを始めた方に多いと思うのですが、
カラダの使い方やフォームが整っていない状態でがむしゃらに
クラブを振ってしまい、スイングしたり、ボールを打つインパクトの瞬間に
肘に痛みが出てくる、もしくは肘が痛くなったご経験をされた方、
いらっしゃると思います。
通常、ゴルフ肘の痛み対策としてマッサージやストレッチ、温熱療法などで
対応されると思います。
これで改善するケースは良いのですが、ある一つの点を見落としていると、
症状が改善していかないことがわかってきました。
それは「神経」です。
今回のテーマである肘には「尺骨神経」が絡んでくるケースがとても多いです。 
ゴルフ肘に関する研究を見ると、この内側上顆炎に苦しむ人の
約50%に「尺骨神経炎」と呼ばれる症状が見られることがよくあります。
これは「尺骨神経の炎症」です。
「尺骨神経」とは、肘を何かにぶつけた時に小指と薬指にかけてビリビリする感覚があり、
とても痛い神経です。
「尺骨神経」は内側上顆のすぐ横の小さな溝の中を走っているため、
この部分が炎症を起こしたり刺激されたりすると、「尺骨神経」も同じように
刺激を受ける可能性が非常に高いことがわかります。
運動連鎖の改善、マッサージ、筋力強化などに取り組んでいるにもかかわらず、
依然として深刻な問題を抱えているかもしれません。
もしそうなら、「尺骨神経」への働きかけが必要です。
それにはいくつか方法がありますので、今から説明していきます!
ぜひ、最後までご覧頂き、実践して頂ければと思います。
STEP1「痛みチェック」
まず、「尺骨神経」が組織内を快適に移動できることを確認したいので、
簡単なチェックをしていきましょう。
肘に痛み出ている場所を押し、圧迫したり回内(内側にねじる)させたり、
あるいは気になる動きをして痛みのレベルを10段階で測ってください。
STEP2「尺骨神経アプローチ」
左肘に痛みがある場合(右側に痛みがある場合、以下を逆に実践してください)
①右手の手のひらを後ろの壁に向け、肘を伸ばします。
②指を広げ、手首を背屈(上に反らす)し、肘を曲げます。
ここからが最も重要なポイントの一つです。
③肩甲骨を優しく引き下げます。
④その状態から手のひらを見ながら肘が外に向くように肘を横に引いていきます。
そうすると、肘や小指、薬指にピリピリ感を感じると思います。
※この動作では、痛みが出ない程度に軽くゆっくり行ってください。
尺骨神経の繋がりは、不快感を理解し、軽減するために不可欠です。
⑤この動作を5〜10回ゆっくり繰り返してください。
⑥①〜⑤の手順を痛みがある方でも同じように繰り返して行ってください。
まとめ
この動作は最初に痛みと逆の手(痛くない方の肘側)で行っていき、
その後、痛みがある方の手で行って頂くことがポイントです。
「尺骨神経」のセルフチェックと対処法を適切に行なって頂けることで、
今までアプローチ出来なかったポイントに対処が出来ますので、
ぜひ今回ご紹介した方法を実践されてみてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
当院では、尺骨神経をはじめ全身の神経調整も併せて行っておりますので、
ご興味がある方は、お問合せくださいませ。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)



