脳を知るとカラダが変わる
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、痛みを改善するために「インプット情報」を変える
こちらのテーマでお届けします。
僕たちのカラダには、様々な感覚器が分布しています。
よく「感覚」と呼ばれるものですが、
ここをしっかり理解することが大切ですので、
解説していきます。
カラダ中に分布している感覚器が刺激されると、
決まった神経回路をたどって、特定の大脳皮質感覚野に情報が送られます。
この「感覚器」をカラダ全身に張り巡らせることにより、
「脳」は絶えずモニタリングしているんです。
それはなぜか?
この答えは前回のコラムでも書きましたが、
「カラダの守るため」です。
この感覚には、いわゆる五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)に大きく分類され、
触覚には、皮膚感覚、内臓感覚、運動感覚(固有感覚)、痛覚、温度感覚などが含まれます。
この触覚は上記を統括して「体性感覚」とも呼ばれます。
その他の嗅覚、味覚、視覚、聴覚は頭部や顔面に存在する特殊な感覚器官であり、
化学的刺激(嗅覚と味覚)や物理的刺激(視覚と聴覚)に対して対応するために
特殊に分化した感覚器「特殊感覚器」によって情報をインプットしています。
また、この五感以外にも「平衡感覚」も特殊な感覚器を介して
脳内に情報をインプットしているんです。
「もっとよくわかる!脳神経科学からの引用」
このように全身から得られる感覚情報をもとに
脳で統合と解釈が行われ
その情報が運動神経を介して筋肉に伝えられ、
カラダの動き(立ち上がる動作や物を取る動作など)として
出力(アプトプット)されてくるんです。
痛みを考えるためのベースの考え方として、
「デカルトモデル」と「Neuromatrixモデル」という2つのよく比較されます。
「デカルトモデル」
「Neuromatrixモデル」
この2つの考え方の違いをまとめてみたのが、
上記の図です。
簡単に言うと、
「脳」は痛みの受信機なのか、痛みの発信機なのか
ということです。
これは様々な考え方があり、どちらが正解という断定をするのが難しいですが、
僕は、「Neuromatrixモデル」の考え方を参考にして
事象を考察しています。
つまり、「痛み」を変化または改善しようとした場合、
「input」情報を変える必要があるということです。
今回のコラムはココまでにしておきます。
また、次回も一緒に脳を学んでいきましょう(*^^*)