ガチガチに固まった肩甲骨を動かす、オススメストレッチ(肩甲下筋編)
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、間違った「肩甲骨はがし」をやっている方は、ココを見落としてる。
こちらのテーマでお届けします。
「肩甲骨はがし」というキーワード、だいぶ世間に浸透してきたようで
フレーズだけは聞いたことある方は多くなってきたように思います。
その実、間違って「肩甲骨はがし」を行っている方がとても多いことを危惧しています。
「肩甲骨はがし」とは、単純に肩甲骨の内側および外側に指を突っ込み、
ただはがせば良いという単純なものではありません。
実は「肩甲骨はがし」には準備が大切で
いくつかの行程をクリアしてからでないと
本当の「肩甲骨はがし」は出来ないんです...
その行程の中の一つが今回ご紹介している
「肋横突関節(ろくおうとつかんせつ)」という場所になります。
「肋横突関節」と肋骨と胸椎の横突起との間に形成される関節で、
主に呼吸を助ける機能を持っています。
この関節は、肋骨の動きをスムーズにし、
肺に十分な空気を取り込むために胸郭を拡張させる役割を果たします。
肋横突関節の動きは、胸郭の動きに大きく関与し、
呼吸の際に必要な肋骨の前方回旋や他の動きに影響を与えているんです。
当然、この関節が固まってしまうと、
呼吸機能だけでなく、肩甲骨の動きも悪くなってしまいます。
この場所にターゲットを絞り、調整方法をご紹介しますので、
一緒にやっていきましょう。
まず、テニスボールを用意してください。
エクササイズは立位もしくは寝た姿勢で行います。
「肋横突関節」の場所は、背骨の出っ張った骨(棘突起)から
テニスボール1個分外にあります。
その場所にテニスボールを当てて頂き、
肩甲骨の上から肩甲骨の下までテニスボールを転がしながら、
「肋横突関節」をほぐしていきます。
おそらく最初は痛みが出るかもしれないので、
負荷を調整しながら、痛気持ち良い程度で
片側ずつ動かしてください。
これを左右とも1分行ってください。
それが終わったら、座ってください。
座った姿勢で両肘を後方に引くように、
肩甲骨を内側に動かしていきましょう。
これを10回行ってください。
そうすると、固まって可動性が低下した「肋横突関節」が動き出し、
スムーズに肩甲骨が動くようになった感覚を感じると思います!
仕上げに深く深呼吸を5回行って頂けると、
呼吸も楽に出来るようになってきますので、
ぜひ、実践してみてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)