ガチガチに固まった肩甲骨の動きが改善する「小胸筋ストレッチ」
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、四十肩・五十肩など肩関節周囲炎の痛みが改善しない方はここが固い。(理論編)
こちらのテーマでお届けします。
四十肩・五十肩など、肩の痛みを治療する際、
痛みが出ている場所をマッサージしたり
ストレッチされるパターンが一般的ですが、
これで痛みが改善しないケースがあると思います。
その際、よく見落とされている場所が、
「肩の後方軟部組織」です。
具体的に固くなっている場所は、
・肩の後方関節包(肩関節を包んでいる線維性の膜)
・三角筋後部線維の筋腱
になります。
ここはオーバーヘッドスロー動作が多いスポーツ選手(とくに野球の投手)は
とくに固まりやすい場所です。
ここが固まってしまうことで、
肩関節の内旋(内にネジル動き)と水平内転(胸の前に腕を持ってくる動き)が
制限されてしまい、
その結果、肩関節内でインピンジメントが起こり
痛みや可動域制限が生じてしまっているということです。
これは医学文献でも証明されていて、
肩の内旋可動域制限GIRD(Glenohumeral internal rotation deficit) は
肩の痛みと肩障害の主な原因である可能性があることを示唆させているほか、
水平内転制限も、肩の損傷率の増加を予測する因子として特定されています。
これはとても大切な知識ですので、
覚えておいてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
明日はこれを改善するオススメストレッチをご紹介しますので、
楽しみにしておいてください!!
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)