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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

この大学に入れて本当によかったです

2015年4月23日 公開 / 2015年5月1日更新

テーマ:塾生 合格者 卒業生

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

卒業生が塾に来てくれました。
長く塾をしていると、卒業生も増え、OB会のようなものもあると聞きます。
近年は、大学や大学院に入ってから、どのように過ごしていけば良いかの
相談や、編入した人が、次の大学院の受験の相談に来るということも
しばしばあります。こういった人たちが自由に塾に来ることも当塾の特徴の
一つと言えます。

今回来てくれた人は、看護大に編入をした人ですが、今の大学に入って
本当に良かったとの感想を伝えてくれました。幅広く学べることが
こんなに楽しいということを実感しているとのことです。
私は京都コムニタスをやっていて良かったと思える瞬間は、生徒の合格を聞く時と
こうやって、次の場で充実感と満足感を得たと言ってもらえる時です。

こういった人は、将来間違いなく伸びると思います。
知的好奇心が旺盛ですし、目から鱗の話をたくさん求めてもいます。
自分が学ぶこと、変化することに楽しみを見いだせる人は、いくつに
なってもいくらでも成長できる人と言えます。

私もかつて、修士課程に入った年、その1年が人生の中で最も勉強できた
と思える時だったと、今でも思います。(質はともかく量として)
その時の楽しさ、充実感は、その後、様々なことがあっても、今なお
私自身の支えとなっています。
ある程度、慣れてくると、勉強にも質を求めるようになりますし、周囲も
求めてくるようになります。でも、新しく入った1年目というのは、ただひたすらに
目の前にあるやらねばならないことをこなしていきます。
卒論や修論もありませんので、ただガムシャラに量をこなすことができますし、
許されます。せっかくこういった場を与えられたのだから、精一杯勉強しようという
気持ちにもなります。実は、自分の与えられた場がとても贅沢な場であることに
気づくこともあります。大人になって、大学や大学院に行って、学べるということは
高級料理を食べたり、高級車に乗ったりする、高級な店に行く、こんなことよりも
はるかに贅沢な時間を得ることができるというのが私の考えです。

ですから、その卒業生の方には、先のことをあまり考えずに、今、ここを大事にして
今、手の届くものを触れるだけ触り、目につく物をできるだけたくさん見て、
読めるものをできるだけ読んで、前期を過ごしてくださいと伝えました。
そして、夏休みあたりで、この前期にどれだけ成長して、変化したかを実感してください
と伝えました。今日、大学に行って、何を連れて帰るかを、いつも意識して生活していくと
今、ここの積み重ねこそが未来であるという、当然の事実に気づきます。
成長はその流れの中にこそあるのです。


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