マイベストプロ京都
井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

見ると見える

2013年5月16日

テーマ:確実に心理系大学院に合格する勉強方法

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

見ると見えるの違いは意外に重要です。
例えば、町中で電飾看板があり、文字が流れて
見えるものがよくあります。
あれは、正確には、文字が流れているのではなく、
電飾の電球一つひとつがついたり消えたりしているのを
我々の目が、「文字が流れている」と勝手に認識しているのです。
目の錯覚と言えばそうです。

研究は、まず観察から始まります。
観察とは、情報集めです。見えるところからしか
ものを見ないと、重要な情報を見落としてしまいます。
また、偏った見方、自分の都合の良い見方は、すべて
事実を濁してしまいます。
私たちは、事実をしっかりと見なければなりません。
そして、それを見る目を養っておかねばなりません。
事実を見る習慣が身についていれば、例えば不安に
なった時に、その原因を拡大も縮小もせずに
あるがままに見ることができます。言い方を
変えれば、ありもしないものが見えるということが
なくなります。その意味で、私たちは見えるものだけを
見るのではなく、一見、見えないものを見ようとする
意思を持つことも重要です。そうすると、人間は
原子レベルまで目にすることができるようになりました。
そして、相対的なものの見方ができるようになったのです。
見えるものしか、見ようとしなければ、おそらく原子まで
たどりつけなかったのではないかと思います。
事実を追求しようとする目は、本来見えなかったものを
私たちに見せてくれるのです。

大学院・大学編入受験専門塾 京都コムニタス
http://www.kyoto-com.net/
info@kyoto-com
公式ブログ
http://s.ameblo.jp/kyotocommunitas/
看護学校進学部
http://s.ameblo.jp/communitas-nurse/
大学院&大学ネット
http://www.keikotomanabu.net/college/000177 5298/0001775298.html
龍谷ミュージアム
http://museum.ryukoku.ac.jp/index.php

この記事を書いたプロ

井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(株式会社コムニタス)

Share

関連するコラム

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都の出産・子育て・教育
  4. 京都の大学受験・共通テスト(センター試験)
  5. 井上博文
  6. コラム一覧
  7. 見ると見える

© My Best Pro