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感謝はなぜ相手に伝わらない? ~感謝は誰のためにするものなのか?~

皆さんは何かに、あるいは誰かに対して感謝をしてますでしょうか?

よく感謝をしていると言葉では聞きますが
感謝って何でしょうね?
感謝をするとは何をすることなのでしょうか?
どうすることなのでしょうか?

感謝するという言葉から
何かをするようなイメージがあるかも知れませんが
感謝は行為に限ったものではありません。

もし感謝が何かの行為だと思っているなら
感謝なんて何もできていないと言えるでしょうか。

感謝は何かをしたりしてあげるようなものではなく
相手が感じてこそ、そこで初めて感謝ができている(できた)と言えるわけです。
感謝してるだろうと、自分の押し付けでするようなものではないんですね。

もちろん行為も感謝の表れではありますが
感謝は自分発信のものではなく
あくまで相手が感じたかどうか
受け取る側の問題だということを忘れてはなりません。

逆に、自分としては何も感謝なんてしていないと思っていても
相手があなたに対して感謝を感じていれば
それは感謝をされてるようなことをしているということになります。

つまり普段何をどれだけ
どのような取り組みと努力をしているか。
自分にできるのはそれくらいのことであって
相手に感謝を押し付けるような努力はそれは感謝ではないということです。

また、相手に受け取ってもらえるように働きかけることも感謝ではありません。
感謝とはそういった趣旨のものではないということです。

とはいえ何も言わず黙ってるより
しっかり感謝を伝えること(その意志)は大事ですから
感謝の押し売り(押し付け)にならないように
相手に受け取ってもらえるよう普段からの感謝を心がけたいものですね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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