中小企業の採用の悩みにどう対応するか?
せっかく苦労して採用した新卒社員からの退職の申し出が
連休明けたあたりの5月中旬くらいにかけて増えてくるころで
実際にそういう相談もあります。
やはり連休というのは長すぎてもよくなくて
人間はいろいろ考えたり、実家に帰って友人たちと
愚痴をこぼしていて、
「そんなんだったら辞めたほうがいいんじゃね?」
と言われると確かにそうかもと思い、もともと会社への
愛社精神もなく働くなら、もっと楽なところもあるし、別に
今の会社にこだわる必要もないし、ということで
あっさり辞表を出してくるケースもあります。
ただこれだけはどうしようもありません。会社としても新卒への
ケアはしてきたと思いますが、やはり事前に思い描いて
いた部分と違ったり、精神的な厳しさや孤独な部分でこの先
難しいと考えると、あっさり決めるようです。
もともと我慢をするような教育は受けていませんし
親からも甘やかされて育っている人も多く、自分の生きたいように
しなさいという教えがあるようで、それを自信をもって語る新卒従業員
もいて、まあ空気読まないというか本当のことをそのまま悪気もなく
いう姿には、何も言えないというところかもしれません。
親からの説教まじりのお叱りの苦情電話があり、パワハラを受けたとか
労働条件がまったく違うなど言われた場合、会社に非がある
ことも多いのでそうなると会社にも責任が大いにあるので反省して
改善しないといけません。