社員の「脱スマホ」に会社が奨励金 その目的はいったい何なのか
産経新聞によると
ポーラが定年再雇用の上限撤廃というニュースを
発表した。これも働き方改革の一環であり、
多様な人材の活用を推進していく強い意志を
意味するといえます。
少し前にファンケルも同じように上限撤廃
しており化粧品業界としては同じような流れが続くかもしれません。
そもそも働く人が足りなくなり、ますます年齢を重ねた方を上手に
活用し、若手を育てて行って時代をつないでいかないといけないと思いますし
またオーナー制度がある業界はいかにモチベーションを維持してもらうか
工夫をしなければならず、今回の人間ドッグの受診費用全額負担なども
働く側からすると嬉しいもので個人事業主の健康面にケアすることは
自社にとっても結果的にはリスク回避にもなるので、お互いにとって
いい制度であると思います。
従業員への福利厚生の充実と同じように、業務委託している個人事業主の
健康維持費用などは双方にメリットがあり納得する理由づけもできるので
このポーラの取組について異業種も学ぶところがあると思います。
産経新聞より
ポーラ 生涯勤務可能に 定年後再雇用の制限を撤廃 人生100年時代に対応
ポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のポーラ(東京都品川区)は14日、働き方改革の一環として、定年再雇用の年齢上限を撤廃すると発表した。多様な人材を経営に役立てるほか、社員の待遇を改善することが狙い。本人に意欲があれば生涯にわたり働き続けられる。化粧品業界ではファンケルも昨年4月に上限をなくしており、人生100年時代が到来する中、生涯現役社会に対応する動きが広がってきた。
ポーラの定年は60歳で、現在は再雇用されれば65歳まで働ける。7月からは約940人いる全ての正社員を対象に年齢上限を撤廃。現在、再雇用で働いている社員約60人も対象に含む。ポーラの横手喜一社長は14日の経営説明会で「再雇用者には幅広い役割を担ってほしい」と述べた。
またポーラは化粧品の販売委託先を育成するため、美容専門学校や短大、大学の新卒者が3年という短期間で店舗オーナーになれる研修制度を導入することも発表。来年3月の卒業予定者を対象に募集を始め、美容の知識やエステ技術に加えて社会人としてのマナーも教える。
これまでは新卒者がオーナーになっても経験や知識が足りずに失敗する例があった。同社が若いオーナーを全面支援することでスムーズな世代交代を促す。
このほか、オーナー向けの福祉制度も7月に拡充。月商1千万円以上のオーナー約220人を対象に、人間ドックの受診費用を同社が全額負担する。