パソナグループ ボランティア休職制度 4月1日より開始
先日のブログの続きです。
休職を繰り返すものでその疾患がいろいろ複数あって
結果的に休職期間が長くなっているケースもあります。
そこで、疾患の種類が違っていたらどうなるんですか? と質問
を受けますがそれこそ違う病気だったら通算されないから、ずっと
その繰り返しで定年までほとんど出勤しないのに休職満了にはならず
在籍だけ続けることも可能ということになるんですか?
確かにルール上はそうですが、じゃあ仕方ないねとそのまま放置して
しまってはよくないです。休職は解雇を猶予するものであってその間に
復帰してもらうことが前提で体調がよくなって働いてもらえるから会社も
復帰を待ち、休むことを公式に認めながら、本人がリハビリしたり、産業医と
話し合ったりするわけです。
過去遡ってみたら極端な話でいえば、過去3年くらいのうちで病気の
種類は違うこともあり、3分の2以上の期間は休職が適用されているなん
てこともあるわけです。
どうみてもメンタル不調でうつ病なんですけど、違う病気になって診断書が
出てきたりすることもあるかもしれませんし、そうすると通算できない。
でも通算できないから満了になることはないし、解雇はしないとしても
話し合いや本人の希望、本人の気持ちや今後のこと
など産業医などとも話してみると何らかのことが決まることもあります。
それでどうみても今後のこと、過去の勤務状況みて無理なら退職勧奨という方法も1つ
あることはありますがあくまで合意解約をめざすもので従業員側からしたら
自分の権利もあるので話にまったくならないこともあります。
会社側も自社の環境に問題あったりすると強く言えないこともしばしば。
たとえば上司のパワハラ、長時間労働がきっかけだったりすることも
ありますし、あとは作業環境がよくない現場での職務、気温やにおいが体調を
悪化させてきたということもあるかもしれません。
休職というよりメンタル不調の社員対応は、経営課題の1つでなかなか
終わりのない深いものです。