賞与の算定対象期間について労働トラブルから考えてみた
ねとらぼより
アパレル企業のレナウンが、3月1日から「ほほえみサポーター手当」を導入すると発表しました。販売員の時短勤務により、負担のかかる他の販売員へ3000円の手当を支給する制度です。
同社では、育児休職から復帰した販売員が子どもの小学校卒業まで、1日6時間の短時間勤務や、始業・就業時間の繰り上げ・繰り下げなどができる育児援助を実施しています。この施策は利用者が子育てをしやすい反面、他の販売員が勤務の調整などに苦労する問題があり、その負担へ配慮する意味で同手当が支給されることになりました。
支給対象者は、育児休職から復帰した販売員が育児援助施策を利用しており、売り場にパートタイマーなどの人員補充もない店舗の販売員(育児休職者本人を除く)。同社は子育てをする販売員と、それを支える同僚がさらに安心して協力し合える職場を目指すとしています。
引用ここまで
個人的にはもっと注目されるべきいい制度だと
思います。ニュースではいろいろとりあげられ
ていたので続く企業もありそうです。
要するにシンプルに考えれば周囲の負担も大変に
なるからそのことを上のほうの人にはわかってほしいと思うし、
実際に大変だから気持ちとして配慮することをわかりやすい手当として
このネーミングで支給するというものです。
負い目を感じて早く帰らざるを得ないときも
ある現場で、当事者たちだけに解決を任せるの
ではなく、会社が制度としてお互いの気持ちを
理解して導入したということ。
“気持ち”を手当に、お互い様文化でもやはり
お金があれば少しは変わる。
こんなところでしょうか。同僚に引け目を感じてそのまま辞めて
しまうのを防がなければ人材不足のこの時代、生き残れませんので
ちょっとしたこういう工夫は必要なんだと思います。
お金は少しでももらって嬉しくないということはない。
お互いに納得感があるのでしょう。
会社は、違う手段があり、それで済むならそのほうが
いいのですが見える形にするほうが周囲に示せる、
そして自分のときのことも将来考える
ので働きやすい職場づくりに理解がある会社というのは
プラス材料となりそうです。