年金手帳がなく基礎年金番号がわからない場合

2017年11月21日公開 / 2020年11月27日更新

テーマ：社会保険（健康保険・厚生年金）

コラムカテゴリ：ビジネス

採用が決定すると、会社は提出書類として年金手帳を提出して
もらったりするわけですが、残念なことに年金手帳を
もっていない人がいます。

基礎年金番号がわかればそれでもいいのですが
本人に聞いてもわからないということであれば
仕方がありません。

２０歳以上であれば必ず年金手帳は発行されて
います。当時受け取っていなかったという可能性
もあります。あとは、会社が入社して保管して
いることもありますが、それは間違っています
ので本人に早く返却してください。

外国人でこちらに来たばかりの場合は
別ですが、今まで年金に加入したことなどないと
自信満々に話す人は、国民年金の加入者で
ずっと未納というだけです。

年金手帳は再発行してもらえますので
会社勤めでない国民年金の加入者は、
お住いの市区町村の役場の年金の部門に
行ってください。

その際身分証明書と年金手帳再交付申請書
を提出することになります。

会社に入社してから、年金番号がないと
保険証の発行が遅れてしまうこともあり
ます。もう入社したあとで取得届を出す時に
番号がわからないときは、取得届と同時に
年金手帳再交付申請書が必要になります。

あとは、扶養で配偶者がいるときは、その
3号被保険者の基礎年金番号が必要になります。

会社の厚生年金に加入中の人は、会社に
申し出て再発行してもらってください。

日本年金機構年金手帳を紛失又はき損したとき
http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20150326.html