ネーミングとキャッチコピー
今回は、パーキンソンの法則について考えます。
働き方改革についての記事を何かまとめようと思っていたところ
ヤフーニュースに下記記事を見つけましたので
ぴったりと思ってとりあげました。
「パーキンソンの法則」でビジネスのカラクリを楽しく考える!
https://news.yahoo.co.jp/byline/yokoyamanobuhiro/20170815-00074542/
パーキンソンの法則については知っている人も多いかも
しれません。念のため、パーキンソン病とは違いますからね。
さて、パーキンソンの法則は大きく分けて2つあります。
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
与えられた時間を全部使おうとしてしまい、仕事の量が
増えてしまい膨張するということです。
だから仕事量が増えたからといって安易に人を増やしても
残業が減らないということはよくある話です。
それはまた新たな仕事がつくられて膨張することになるからです。
またはその仕事に付随する仕事やほかの仕事にその人が
気をとられ総仕事量も増えるからです。
大企業や役人の仕事で多い、あまり意味のないデータ作成や
グラフなどにまとめる仕事、調査といいながら自分たちの立場を
まもるための無駄な仕事をつくって膨張していくのです。
生産性を高めて個人が高いパフォーマンスを発揮するには
無駄な仕事はしないことです。質を高めようとして時間を
めいっぱい使い切らなくてもいいし、無駄な会議を2時間で
なく、15分で終わらないかを考えることのほうが大切なのです。
ついでに第2法則についてもちょっとだけふれておきましょう。
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
第2の法則は、よく身近にある話なのでわかりやすいです。
たとえば、月の収入が20万円の人が、毎月20万円支出していました。
その人が今度は収入が月50万円になっても、50万円を全部支出して
しまうということです。こういう人は結構います。
あるだけ全部使ってしまうタイプで、まあこういう人は基本なかなか
なおらないのですが、経営者がこれだと困ります。
50万円入ってくるお金を30万円と20万円に分けてしまえば、最初から30万円
しかないのだからその中でやりくりするしかないと思って行動すること
になるのです。
パーキンソンの法則が働いてしまうゆえの結果なのですが
そうならないようにする方法を考えて早めに実行、そして
対応すればいいだけのことです。