育児休業(育児休暇)中の社員の年末調整は、どうする?
政府は3月31日、雇用保険料率の引き下げや失業手当の
拡充などを柱とする雇用保険関連法案を閣議決定しました。
今回の大きな改正点は、
育児休業を最大二年まで延長できるようにしたことです。
あわせて、雇用保険の育児休業給付も最大2年間
受け取ることができるようになります。
育休は現在、原則1年です。
保育所へ入れないなどの理由があれば子が
最大1歳6カ月になるまで取得できますが、
それを最大2歳までにして、併せて給付金の
支給期間も延ばし、育休中の収入を保障する
ことにしました。
平成29年10月1日施行です。
はたして、実際の現場での運用ではどうなるか?
大混乱ということもありませんが、さすがに
職場復帰の際の配置や、ポジションなどいろいろ
難しいところがありそうです。