学力の経済学 子どもを〝ご褒美〞で釣ってはいけないのか?
今年は、何といっても先行き、不透明で不確実。
企業トップが2017年にかける思いを新たにしているが、
仕事始めの4日に経営者が表明した年頭所感では「不確実性への警戒」
「変化への対応」「働き方改革」などがキーワードとなったことを
日経新聞では伝えていました。
米国でのトランプ新政権の発足もあり、ヨーロッパではEU反対派の動きも
気になります。中国や韓国と日本の関係も決して順調でいい状況にあるとは
いえません。
そんな中でANAホールディングスの片野坂社長がキーワードとして
あげた、「不確実性への警戒」が強く響きました。
不確実性とは、経済学用語になると思いますが、リスクとは違い、
データなどがなく、より予測しにくいものといえます。
確かに過去のデータから予測がつき、わかるものであればリスク
として受け止め、対策を講じることができるのですが、そうでない
ものだと大変です。
最後に、キーワードとしてまさに力強さを感じた企業トップの言葉を
ご紹介します。資生堂の魚谷社長の言葉です。
外部出身ではじめて資生堂の社長になった魚谷さんは
2014年から指揮をとっていますが、今回、「働き方改革などを進める意思」
をスローガンとしており、周囲の経営者にも影響があるメッセージを
残しているように思いました。
NHK WEBより
資生堂の魚谷雅彦社長は、キーワードについて、働き方改革などを
進める『意思』としました。魚谷社長は「アウトプットを出すには、
これまでのように時間をかけるだけではなく生産性を高めることが
重要だという機運が高まっている。働き方改革に関する制度が出てき
ているので、私たち企業経営者が意思をもって取り組んでいく時だと思う」
と述べました。
ここまで引用
大手企業トップのスローガンを参考にするのもいいですが、
中小企業の社長も社内に向けてスローガンを発表してみるの
もいいと思います。
ちなみに、弊社の今年のスローガンは、
「顧客ファースト」です。