従業員が発達障害と診断されたが解雇できる?
この仕事をしているとプライベートも含めて転職の検討をしていて
リアルに深刻な相談を受けることは結構あります。
その際に、冷静にアドバイスすることがほとんどですが
人生においての正解がどういう選択をすればいいのかは
わかりません。結果論でやっぱりあの会社はやめておいた
ほうがいいのになどと後から語る人は多いですが・・・。
その本人の会社での仕事ぶりや上司との関係、仕事の達成度
や人事評価、仕事のスキルやパフォーマンスなどはあまり
外からではわからないもので本人から言われることもほとんど
ありません。
さてそこで大事なこと。
今回、あなたの転職理由は何型?
というもので、卒業型、逃亡型、脱藩型?のいずれに
近いかということです。
卒業型も逃亡型も大体文字のとおりですが
脱藩型とは、こちらのサイトに解説がありましたので紹介すると
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO09812710S6A121C1000000?channel=DF180320167080&style=1&n_cid=TPRN0001
「M&A(合併・買収)で経営陣が刷新してからの経営方針にどうしても共感できない」
「中途半端な状態での事業撤退に納得できない。会社を変えてでもこの領域で勝負を続けたい」
「全社的なリストラをきっかけに、会社を立ち上げることにした。優秀な部下がついてきてくれたことと取引先の協力で、なんとかしのげる体制をつくることができた」
というように、経営戦略への齟齬(そご)や、理念・ビジョンなど事業の上流レイヤーでの違和感がきっかけとなって会社と決別するパターンです。 もともとは会社へのロイヤルティーが高く、実力も評価も高い人が、自分の信念や職業的なプライドを守るために、やむなく別れを告げて別の道を行く、というケースが典型的です。
自分の転職理由を再度、よく考えて何のために
転職を考えたのか? 何のために働くのか?
価値観などを再度掘り起こしてみると答えはみえて
くると思います。
心理状況や外部の環境などに流されていることが
あったり、周囲の意見に振り回されたり友人の影響やお誘いなどに
揺れ動いているだけかもしれませんので、しっかりと自分を見つめなおす
ことも必要なのかもしれません。転職理由は人生を左右するというのは
大げさですが、実際にそこは大事なところです。
確かに脱藩型というのは最近M&Aが増えているので多いですし
自分のプライドを守るためにというかっこいいスタイルの人も結構
いますので、この場合その後も転職は心配ないような気もしますが
自分を客観的にみることができない人も多いので脱藩型なのか
逃亡型なのかわかっていないこともありそうです。
あらためて「脱藩型」というのはいいネーミングだと思っていて
記事を書きたかったのでこのタイミングはぴったりだったような
気がしました。