社員の「脱スマホ」に会社が奨励金 その目的はいったい何なのか
永年勤続表彰として15年勤続、20年勤続などで
表彰し、お祝い金もあわせて贈る会社もあります。
とてもいい制度だと思いますし、現金支給でなくても
従業員の気持ちとしては嬉しいはずです。
最近のトレンドとしては減少傾向だと思いますが
製造業などは意外と残っていることもあります。
まあ時代にはあっていないですけどね。
だって終身雇用はとっくに崩壊しているわけですからね。
一昔前の制度のような気もしますが、これから
新しくつくるのはおすすめしません。
それでも業種とか地域も関係しますし、長期で働いてもらう
ことになるかもしれないので意味があるのであれば
いいと思います。
ただ時代にあわないからといって該当者がいるのに予告もなく
その直前に廃止したりすると問題です。
さて、お祝い金を支給するときの実務はちょっと難しいです。
今回、勤続15年お祝い金10万円
この場合、社会保険料はどうなるでしょうか。
報酬には含まないということになっています。
源泉所得税に関しては、発生しますので賞与と同じような考え方で
計算しておけばいいかと思います。
税務調査にあたってはよく調べられるところらしい
ですから、きちんとした規定とタイミング、適切な計算を
して、本人へしっかり渡しておくことです。
現金を直接渡すこともあるかと思いますがその際には
領収書も必ずもらってください。