社員の「脱スマホ」に会社が奨励金 その目的はいったい何なのか
ワールドビジネスサテライトのカイシャの鑑のコーナーで
気になる会社が紹介されていました。
その企業とは、オンデーズ。
業界的には大変興味深い低価格帯メガネチェーンということで
社長の話も気になったが、ここの現社長は創業者ではない。
田中社長は、つぶれそうな会社を負債とともに買い取って
経営に参画し、ここまで軌道にのせてきたやり手経営者といえます。
ここの商品は、ちょっとエッジがきいていて、おもしろみのある商品も
取り扱っていて少しユニークでもあるが、人事制度もとてもユニーク。
なんとリーダー5人(エリアマネージャー)は、選挙で選ばれるのだが
その選挙がハンパないくらい本気。ポスターもそうですし、演説も
あれば、自分の主張を明確にすることができ従業員にとってもいいのでは
ないかと思います。
まあ私個人は、こういう制度自体は好きですが、自分が従業員側だったら
ちょっと最初はとまどうかもしれません。
熱くて華やかで、そしてお金もたっぷり使う。みんなで選んだリーダーだから
結果を出せなければ次の選挙で落ちてしまうわけだから本当に必死。
何より活気がありますし、ちょっとどこかの政党とかアイドルグループを勝手に
想像させてしまい、厳しい意見を言う人もいますが、それはそれ。
このほうが社長のほうもやりやすいこともありますね。
社長が最後にインタビューで言っていた言葉が、とても印象的です。
「イエスマンばかり周りに置くよりいい」
まさにそうですね。日本を代表するような大手企業の人事を見ても、
企業内でイエスマンばかりが上司に媚び売って結果的に役員とかに
なっていることが多いようですけど、いざというときに何の対応も
できない腰抜けみたいな人がたくさんいます。
人を蹴落としたり、戦わないで生き残っていくことは得意ですが
業績を急拡大させたり、厳しい環境で立て直せるような優秀なリーダー
はオールドエコノミーの役員には少ないのかもしれません。
以下 テレビ東京サイトより引用
低価格帯めがねチェーン業界3位の「オンデーズ」は近年、
急成長しています。その源になっているのが、上司を決める“選挙”です。
田中社長は、8年前、30歳の時に社長に就任。業績低迷するオンデーズの
改革の柱が選挙でした。毎年全社員による投票が行われるのが、販売現場
のトップ「エリアマネジャー」です。
本社内には、選挙ポスターが張られ、政見放送の撮影も行われます。
選挙の会場にはおよそ450人が集結。選挙の総費用は1,200万円もかかるといいます。
各候補者が最後のスピーチをし、上位5人が新たなエリアマネージャーに選ばれました。
田中社長は、嫌いな人はいるが、「イエスマンばかり周りに置くよりいい」と強調します。
参考 [WBS] 上司を「選挙」で決める株式会社OWNDAYS
http://lovely-lovely.net/holiday/business/owndays
オンデーズ 選挙
http://amge.owndays.net/
キャリコネ
店長を「選挙」で決めるメガネチェーン・オンデーズ 新入社員「ずっとここで頑張りたい」
http://careerconnection.jp/biz/news/content_2860.html