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コラム
通勤手当と住宅手当の合計額を決めて調整して住宅手当を支給
2016年2月18日
ずばり、皆さんの会社の通勤費の上限は、いくらですか?
「月10万円」
「うちは15万円だよ」
上限なしまたは非課税範囲内と就業規則に
規定している会社もたまにあります。
(まあそれはそれでいい会社だけど、ちょっと心配)
でも実際のところは、上限額2.5万円~4万円くらい
が多いかもしれません
2万円が上限という会社もあるでしょうし、
25000円くらいのところもあります。
持ち出しになってしまっているという人もいるかもしれません。
しかし通勤手当は支給義務はないですから、まったく
支給しないと決めている会社もあればそれは自由です。
さて、私は昔から通勤手当というものに少しだけこだわりを持っていて
この通勤手当のことを掘り下げて考えてみたいと思っています。
不正予防方法や会社のチェックシステム、そして引越時,
退職時の精算方法、いい就業規則の通勤手当の規定方法などをとにかく
深く考えていたのだが、今はまったくそういう時間がとれていません。
でも忘れないうちに思いついたことを書いておきたいと思います。
例えば、通勤手当と住宅手当の合計を4万円まで支給するとして、
月の定期代が、15000円の人は、住宅手当として、25000円支給
また月の定期代が7000円の人は、住宅手当は33000円ということにする
というこの反比例させる方式をとれば一人暮らしの人は少しは近くに
住んでくれる人も出てくるかもしれないし、実際に手当補てんがあれば
嬉しいかもしれません。
まあ新しい会社とかをつくったばかりとかならいいけど、今すでに在籍者が多いと
簡単ではないですね。
でも住宅手当というからあまりいい感じがしないので職住手当とでも
するといいかもしれません。通勤定期代が少なくなれば、会社も
その分住宅の補助費用として手当を支給するというのは私は
ありだと思いますし、会社も合計で4万円までというわかりやすさ
もいいと思います。
もちろん1000円未満とかは切り捨てでいいでしょうね。
通勤手当 18520円なら、 21480円になりますが
職住手当としては、100円未満は切り捨てて
21,000円として支給するということになります。
ただし、この場合の職住手当は、割増賃金の計算の単価計算には
含めることになりますね。
しかしながら、大体こういうことを書くといろいろな事情で遠くに住まなければ
ならない人もいるし、動くに動けない人もいるということで公平性に欠ける
ということでただ否定するだけの人もいるのですが、
そういう人はあまり攻撃しないでください。
あくまでアイデアの1つであり、できる限りプラスにするという(昇給と同時にやるのもいい)
ことを考えて、そして通勤時間を1日の時間から減らして通勤を今までより快適にする
という狙いをもっている(会社と本人のため)だけです。
ちょっとしたことでも書き留めておくと、同業者仲間との実務情報交換会のときなんかに
いきるかもしれません。
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