オフィスの新常識 N・H・K 職場で好まれるしぐさ
心を揺るがす今日の言葉からです。
「いろいろあって苦しかった。だから今がある 白鵬 」
横綱 白鵬は、外国人力士ですし、その態度や表情
などから嫌いな方もいますが私は結構好きだったりします。
私は、この言葉を聞いて人間らしさを感じ、今だからほんとうに
苦しかった当時のことを思い出し、過去の積み重ねが今の自分で
あって、その全部の大切さを間接的に訴えているのではないかと深読みしました。
そして私も開業当時のことをいろいろ思い出しましたが
本当に何もないところからのスタートでした。
やる気、元気だけありましたけど・・・。あと資格だけ。
まあ靴を履く前に開業をスタートしてしまったわけですが、
靴を履いていても靴紐の結び方がわからなければ
話になりませんし、どこに向かっていけばいいのか決まって
いなければ走り出せないのだから、とにかく方向性を決めること、
わからないことは歩き出してから同時に調べればいいという考え。
お客の見込みがたったら開業する気持ちでいたら、3年必要
かもしれませんし、10年かかるかもしれません。
ちょっと前に開業相談にのった方も、家庭があるから、なかなか思い切れ
なくてなんて話をしていましたが、結局は開業できない言い訳ですからね。
人間は言い訳の天才。でも言い訳がうまくなっても仕事力が高まることは
ないはずです。
要するに完璧な環境になるのを待っていたらいつまでたっても
開業なんてできませんからね。
バイトしながら開業したいという人もいますが、それは当時勧めてはいませんでしたね。
営業がとても大事だからということと、バイトしていたら追い込まれないから
生きていけちゃうからダメなんです。人間もうあとがないというところまできたときのほうが
すごい力、運も含めて発揮します。
そんなわけで私は死に物狂いでやった結果、とんでもないような
経験も死ぬかと思ったことも、嫌な仕事もやりましたが、ほんとうに
地獄から這い上がるんだと思い頑張って、少し遅かったのですが
私は何とか食えるところまできたわけですが、一瞬の判断力、瞬発力
は当時大事だなと思いました。
そんなベースの考え方を教えてくれた先輩社労士には感謝していますが、
当時に比べて今は環境も変わり、もっとチャンスはたくさんたくさんあります。もちろん
古いタイプの考え方だとチャンスは少ないですけど・・・。発想を変えないとね。
ロードサイドのハイエナ社長の井戸実さんがあるテレビ番組で
下記のようなことを言っていた
「チャンスは常に飛んでいる、それを掴めるか掴めないかただ、それだけ・・・」
ただし、チャンスが自分には一瞬しかこない。それを掴めるかだけ。
さて、そもそも井戸さんの実績や背景
http://www.mgfood.co.jp/
を知らない人にはあまり響かないかもしれませんが、
知らなければ、知らなかったということで恥ずかしいこ
とではなく、知識がなかっただけですから時間を使って
調べてみればいいと思います。
過激な発言をたまにしますが、言っていることはもっともな
経営者だったりします。とがっているのはいいことですから・・・。
そういえばこんなブログ
幸運の女神には、前髪しかない → 幸運の女神の前髪を掴まえたのか?
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/37437/
も昔書いたら、この記事はすごいアクセス数があったなあと
過去に書いたことを思い出しました。
当時は、私の自己研鑽が足りず、私の力不足で
結局のところダメでしたけど。
白鵬も決してめぐまれた環境ではなかったし、数々の苦労があったわけです。
自分はこういう言葉をきっかけになんとか踏ん張って元気にならないと
いけないと思ったわけです。