育児休業給付の概要 雇用保険の実務
男性の育児休業は、本当に少ないのですがたまに相談を
受けることがあります。
まあ2週間とか3週間くらいならちょっと有給休暇の長いような感じ
で考えればいいのでしょうが、3か月くらいとなるとちょっといろいろ
考えないといけません。
人事の手続きや申請関連もそうですが、職場の仕事の分担なども
部署のリーダーと余裕をもって話をして、仕事に支障をきたさないように
しないといけません。
さて、ちょっと古い人(失礼)、私もそうですが、育児休業法の
法律を勉強したことがあるわけで実際に試験に合格したのが
私は15年も前なわけですから、変な知識が残っていますし
勘違いしたりする人もいるかもしれません。
質問をたまにいただくところですが、
ずばり「妻が専業主婦の場合や、育児休業中でも、夫は育児休業
を取得できる」ということです。いい制度ですよね。
これは育児・介護休業法の改正により、労使協定によって
妻が専業主婦や育児休業中の場合に育児休業を取得すること
ができないとすることができる仕組みは廃止されています。
どんどん男性の育児休業は取りやすい環境になっているわけ
ですが、実際に簡単ではありません。
ところで国会議員の育休宣言いかがでしたか?
不思議なことに、7割が反対。
私は、いいと思います。
実際そうでもしないと変わらないわけですから、
前例がないとかそういうことばっかり言っていては
変わらないので、その経験を今後の社会のために
大いにいかしてほしいです。