配偶者手当の在り方 検討必要 女性活躍推進のために

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:賃金・給料・給与

先日、第1回女性の活躍促進に向けた配偶者手当の
在り方に関する検討会が開催されました。

よくいわれるのは、103万円、130万円の壁があるから
女性の就労が抑制されているということです。

実際に私たちに扶養に加入する相談が
たくさんありますが、働く女性側のほうがいろいろ
情報収集していてかなり詳しくなっているということ
がいえます。

パート女性の場合、扶養の範囲内(所得税、健康保険)
で調整して働くのが当たり前のようなことになっています。
特に税務上の103万以内でギリギリで調整して働くことを
毎年繰り返している方は、12月に出勤日数を減らして
いる方も結構います。

企業が支給している配偶者手当の支給基準も
扶養に認定されている場合と規定していることも
多いので同じような問題となっているといえます。

今後女性活躍推進をしていくなかで配偶者手当改革の
ために厚生労働省が会議を行っていますので
この動きにも注目していきたいと思います。

そこで厚生労働省の資料を拝見するととてもいい事例が
のっていますので、長期的にはなりますが配偶者手当の
支給基準の見直しなどについて参考にしてもらえればと
思います。


厚生労働省 配偶者を対象とした手当に関する見直しが実施・検討された事例  
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000107111.pdf

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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