「入学式・入社式、親の関わり方」 SBSラジオ主演時のやりとりの再現

庄司英尚

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テーマ:仕事・業務依頼

SBSラジオ主演時のやりとりの再現 「入学式・入社式、親の関わり方」

先日、ラジオに出演したことをこちらのコラムでも書きましたが
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/44229/

さすがに静岡ということで私の周囲では聞いた人は、誰もいない
と思いますので、せっかくだからやりとりをまとめておきたいと思いました。

時間をかけて調査して、私なりの意見も入れて準備万端で望んだわけで
すけど、ちょっと言葉が足りないところもあったかなと思いました。
さすがに電話とはいっても生出演は緊張しました。

以下 

今回は、「土曜はごきげん」のパーソナリティー3人が
世間一般で気になっている話題について、井戸端会議のように話を
していくという企画です。

今回私が参加したのは、9時台の「ごきげん井戸端会議 パート2」
今日の井戸端会議のテーマは、
 「 入学式・入社式、親の関わり方 」 という紹介があって

リスナーのみなさんの意見を紹介する前に、専門の方にお話しを伺って
みましょう  とふられて登場しました。

東京都中央区にある人事・労務コンサルティング会社、
「株式会社 アイウェーブ」の庄司 英尚さんと、
お電話がつながっていますといわれて、 


■「庄司さん、おはようございます」

 「おはようございます。」

  と明るくちょっと声のトーン高めであいさつ。

  そのあとで「よろしくお願いします」

といったような・・・。


■改めて、株式会社アイウェーブは、どんな会社なんですか?

弊社は、会社の人事労務のコンサルティングとアウトソーシングを
主要業務としております。社会保険労務士が中心となって、会社のヒトと
組織に関する様々な問題を解決し、会社の成長を支援しております。



■大学の入学式では、ここ数年、学生よりも保護者の出席数が上回るようですね?

まさにおっしゃるとおりで、大学の入学式は保護者が参加するのが当たり前になって
きました。それだけ親も子どもへの興味・関心が高くなってきており、例えば20年前と
比べると、子どもと親の関係性も社会を取り巻く環境も大きく変わりました。

少子化の影響は大いに関係ありますし、親子が友達みたいな関係で、非常に親密
で仲のいい親子が増えてきた気がします。昔は、子どものほうが恥ずかしくて、一緒に
写真は撮りたくないと思っていた人もいたものですが、ほんとうに変わりました。



■「子離れできない」などといった意見も多いのではないでしょうか?

子離れできないという意見はものすごく多く、厳しいことをいう方もいますが、逆に親離れ
していない子どもも結構多いようですね。

子どものほうが入学式に来るなとか来なくていいよとか言わないようになったのと、親も
子育てした結果として、このようなイベントに参加することで、自己満足しているような
ところもあるのだと思います。

「過保護だ」という言葉を使う人もいますが、それはちょっと違うと私は思っていますね。



■会社の入社式にも親を招待するという取組を行う企業があるそうですね?

地方銀行やテレビ局、飲料メーカー、地方の有名企業も入社式に親を招待して
いるところがあります。傾向としては、少し増えてきているという程度で、今後
すこしずつ増えてくる可能性はあります。

入社式に親を呼ぶ会社の規模や業種は、さまざまですが、大きな会社ほど取り上げ
られやすいだけですね。中小企業でも地味ではありますが、親に参加してもらえるよう
な呼びかけをしているというところもあるようです。

今年は、ある会社の入社式で新入社員89人よりも多い97人の家族が後ろで見守ったと
いうところもあるそうですよ。

おもしろい親同席の入社式を行うところで有名なのは、入社式の中で新入社員が
親への感謝の手紙を読んだりする会社ですかね。ちょっとした泣けるドラマのようです。

ほんとうに入社式は、上手に活用するとものすごいプラスの効果があらゆる方面で
あると思います。



■ 企業は、どういった狙いで入社式に親を招待するのでしょうか?

まず私が考えている企業側の狙いは、大きく3つあると思います。

1つは、身近な家族に会社や商品に親しんでもらい愛着をもってもらうということ、

2つめとしては、新入社員たちも親にどういう会社なのか見てもらいたいと
思っており、感謝の気持ちもかねて晴れの舞台を見せたいと思っている人が
増えてきており、その希望にこたえてあげることで新入社員にも誇りをもって
もらえるということ

3つめとしては、入社式前に親だけを集めて厳しい社会情勢や業界を取り巻く環境、会
社の経営理念や目指す方向性などについて説明会を開催して今後の社会人生活で
親を味方につけるということ、そこでさらにブランド力アップにつなげ、今後の採用活動に
いかすことも狙いといえます。

特に今年あたりは売り手市場だったので親を味方にして親に好かれる企業となり口コミで
採用活動を有利にしたいという思いがある会社もあるはずです。



■ 親と一緒の入社式を どう思われますか?

3年くらい前までは、入社式が 大学の入学式化することにはちょっと違和感
を感じていました。入社式は、社会人への第一歩で、これからは一人前として
旅立つ瞬間なんだから、そこに親があえて出てくるのはどうかなと思っていました。

最近では、親が一緒に参加する入社式に関する話を聞くことも、昔よりは増えてきており、
社会的にもなんとなく認められつつあるような感じがありますので、会社がしっかりした
企業理念とその意図が明確であれば、新しいスタイルのユニークな親同伴の入社式を
行う中小企業があってほしいと思っていますので、私も今後推奨していきたいと思います。

また親が子どもの入社式に参加する際の特別休暇制度を設けることも会社の従業員に対して
の思いが伝わりいいのではないかと思っています。

時代が変化していくなかで、柔軟に社会の変化に対応し、従業員に優しい会社であるためには
こういう新しい制度を導入してみるのも良いのではないでしょうか。

以上、ちょっと言葉の使い方は、違うところもありますが大体こんな感じでした。
いかがでしたか?

皆さんは、親が出席する会社の入社式 どう思いますか?


参考 1年前のコラム

幸運の女神には、前髪しかない → 幸運の女神の前髪を掴まえたのか?
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/37437/


■【【株式会社アイウェーブ 公式サイト】

【日本橋ではたらく人事コンサル会社の社長ブログ】

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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