パワハラ相談が急増=10年前の約5倍に 逆パワハラも深刻な現場の課題
アデランスの店長だった男性従業員から繰り返し
セクハラを受けて心的外傷後ストレス障害(PTS
D)を発症し、退職を余儀なくされたとして、
兵庫県内の店舗に勤務していた元従業員の女性が
同社に計約2700万円の損害賠償を求めた訴訟
で、最終的に同社が女性に解決金1300万円を支払うなどの
内容で大阪地裁で和解していたことがわかりました。
男性が半額の650万円負担するということです。
和解についてですが、男性は在職中、女性のいる
京阪神地域で働かないという内容も盛り込まれていると
いうことですが、男性が在職のままということを
ちょっとおかしいのではないかと思う人もいます。
いずれにしてもセクハラについてこれだけの大きな金額
の解決金になることは珍しいです。
今回のセクハラは、監督署も労災認定しており休業損害なども
含まれているかもしれないという報道もありました。
普通に記事を読むと、かなりひどいセクハラより警察が介入
するくらいのものですが、会社が警察への届出を制止したという
声もあり、企業の体質にも問題があるといわれてもおかしく
ありません。
隠蔽体質は、大きな第2の事件を引き起こすことになりますので
注意しないといけません。
参考 読売新聞 「アデランス」セクハラ、1300万円で和解
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50067.html
スポニチ アデランス セクハラ訴訟の元女性従業員と1300万円で和解
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/01/20/kiji/K20150120009661570.html
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