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庄司英尚

現場を大事にする社会保険労務士

庄司英尚(しょうじひでたか) / 社会保険労務士

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

コラム

オムロン から 学ぶべきベンチャースピリッツ

2014年3月17日 公開 / 2014年3月23日更新

テーマ:経営戦略・経営管理・マネジメント

コラムカテゴリ:ビジネス

オムロンという素晴らしい企業の本社は、京都にあります。

京都には、オムロンだけでなく京セラをはじめとして
ロームや村田製作所、島津製作所、堀場製作所、任天堂
ワコール、イシダ、日本電産などたくさんの優良企業が
ありますが、オムロンはその中でも私が気になっていた
企業の1つです。

オムロンという社名は、まだまだなじまないという方も
多いと思います。私も立石電機という会社名が頭に残っている
くらいで、昔は同族企業の典型、立石一真氏というものすごい
創業者の影響力が大きい企業でしたが、今では社長は同族で
ありませんし、時代とともに大きく変わってきました。

先日、そのオムロンの今の社長がカンブリア宮殿に出演していて
ベンチャー企業らしさもあわせて、とてもいい話を
たくさんされていました。

そんなオムロンでも過去には危機があったのですが、
そのときに同族で社長を続けるのはよくないという
ことで、同族以外の社長が就任しました。

そしてオムロンには社憲があり、これをよく浸透してさせて
大企業病にならないよう、一人一人のたゆまぬ努力があり
ベンチャースピリッツが今の業績につながっているのだと思います。
そのオムロンの社憲は、下記のとおりです。

社憲: われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう

どんな企業でもよりよい社会づくりということが根底にあることが
大切だと思いますし、このような精神のもとで、自動改札機が
うまれたのかと思うと、感動ものです。ヘルスケア事業ばかりが
有名ですがこの会社の事業は、世界で通用する技術がたくさんあり
それを支えているのは、やはり立石一真氏のベンチャーマインド
が受け継がれているからだと思います。

ちなみにオムロンの社名の由来は、

創業地である工場のあった「御室」京都市右京区花園あたり「御室」おむろ からです。
仁和寺のあたりです。

オムロン 創業者物語 立石一真
http://www.omron.co.jp/about/corporate/history/founder/

オムロングループの歩み
http://www.omron.co.jp/about/corporate/history/ayumi/

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