退職後の健康保険は、国民健康保険 or 任意継続か?非自発的失業者に対する国民健康保険料の軽減
全国健康保険協会(協会けんぽ)は、
「医療と健康保険に関する意識等調査」
(平成25年9月実施)について、報告書を
とりまとめてその結果を少し前に発表しました。
「あなたは「高額療養費制度」をご存知ですか。」という質問
に対し、「名前を聞いたことはあるが、内容までは知らなかった」と、
「今回はじめて知った」という回答をあわせると、38%。
この数字を皆さんはどう思いますか?
俺も内容まではよく知らないけど・・・。
あるいは、
今さら高額療養費知らない人なんているの?
という人もいるかもしれません。
それぞれそれまでの環境や生き方、意識の違いで
大きな差があるところかもしれません。
以下アンケート詳細
Q.「高額療養費制度をご存知ですか?」
・「利用したことがある」 23.5%
・「利用したことはないが内容を知っていた」 38.4%
・「名前を聞いたことはあるが、内容までは知らなかった」 27.8%
・「今回はじめて知った」 10.2%
高額療養費制度の認知度は徐々に高まってきていることは
確かであるが、まだ約4割の人が内容までは知らないということで
今後取り組むべき課題はたくさんあるといえます。
やはり基本的には、企業側からの積極的な周知や支援
がポイントになります。
高額療養費制度は国民健康保険にもありますが、
協会けんぽは、中小企業勤務の方が対象となりますので
会社の担当者は、従業員本人が私傷病で入院し長期間になりそうと
いうことがわかれば、このような高額療養費制度の
ことを丁寧に教えてあげるのが社内サービスだと思います。
社員を影から支えるこのような仕事は地味ですが、感謝
されることも多いです。高額療養費もいろいろな制度が
あり、たとえば高額療養費の限度額適用認定証などは、とても
助かる制度です。
医療費が高額になりそうなときは、ぜひとも
こういう制度 ↓ があることを覚えておくとよいでしょう。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151
さて今回は、こちらのコーナーに関連のコラムを
寄稿しているのでこちらも読んでいただければと思います。
http://www.fps-net.com/fpsclub/info/i_topics_04.html