ヤマダ電機 元幹部社員へ140万円の支払い 競業避止義務
名ばかり管理職の問題は、簡単には解決できないと
思いますが、私たち社労士としては、企業側に
適切なアドバイスをしておかなければなりません。
ドラマ ダンダリンの放送でも先日ちょうど
名ばかり管理職についてのストーリーが展開
されたばかりですが、実際にケンタッキーのFC店舗等を
運営するウタシカンに未払い残業を払うように命令が
出ました。
1250万円の支払いを求めていたが、結局430万円を
支払うよう命じたとのことです。
名ばかり管理職の問題もマクドナルド判決を受けて
だいぶ周知され、組織の体制を見直したところも
出てきています。トラブルになる前にもう1度管理監督者に
該当するためには、実態が伴っているかどうかの確認を
されることをおすすめいたします。
それでは徳島新聞より引用
未払い残業代の支払い命令 ケンタFCに京都地裁
権限や裁量がない「名ばかり管理職」なのに残業代が支払われなかったとして、ケンタッキーフライドチキン元店長木村彰史さん(43)=滋賀県草津市=が、福井県や奈良県などでフランチャイズ(FC)を展開する「ウタシカン」(京都市)に未払い残業代など約1250万円の支払いを求めた訴訟の判決で、京都地裁は9日、約430万円を支払うよう命じた。
大島真一裁判官は、タイムカードなどから勤務時間を推定できると指摘。シフト表から算定すべきと訴えた会社側の訴えを退けた上で「管理監督者に当たるとの理由で、時間外手当を全く支払わなかったことは悪質」と述べた。