有期労働契約の無期転換ルールの特例等について 厚生労働省 審議会報告
昨日のニュースに気になるものがありました。
ハウス食品という有名企業での雇い止めのトラブルで
どうしても注目してしまいます。
団体交渉が折り合わずユニオンが記者会見したことで
明らかになったということです。
詳細がわかりませんのでなんともいえませんが、
勤続年数が長い人がいることもあって企業側としては
いろいろ対応に苦労したことと思います。
業務のアウトソーシングは、転籍問題が絡み
相談を受けることもありますが、転籍であれば
同意がなければ転籍させることはできませんし、
転籍に同意しななければ
人事異動してもらい他の仕事をやってもらうことになります。
転籍に関しては相談も多いですが、出向と転籍の
実務は難しいので安易な判断は危険です。
以下
朝日新聞社
ハウス食品、契約社員89人雇い止め 20年勤続の人も
ハウス食品が、店舗の陳列業務などを担当する契約社員89人を9月末で雇い止めにしたことがわかった。ハウスの契約社員でつくる「派遣ユニオン・ハウス食品支部」が1日、記者会見して明らかにした。
契約社員の契約期間は6カ月。これまで繰り返し更新され、20年以上働いている人もいるという。ハウスは契約を9月末で打ち切った後、業務を外部に委託。契約社員たちについては、委託先が1年間受け入れた後、業務委託契約を個人で交わして働く「個人請負」に切り替える方針を伝えていた。
契約社員は4月1日に組合を結成。ハウスによる雇用を続けることを求めて団体交渉を続けてきたが、折り合えなかった。
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社会保険労務士 庄司英尚