傷病手当金をもらっている人へ賞与を支給する場合の実務
みなさんこんにちわ
社会保険労務士の庄司英尚です。
退職後の健康保険の選択は、扶養に入る場合などを除けば
主に、国民健康保険に入るか任意継続費保険者となるのが
一般的です。
日本の医療保険は国民皆保険制度なので、何も入っていないという
ことはなく、ただ届出をしていないだけという人もいる
と思います。最終的な医療保険の受け皿は、市区町村の
国民健康保険となります。
さて国民健康保険という制度は、社会保険労務士はあまり
詳しくありません。だから退職後に国民健康保険の保険料の
計算とかの依頼をされると困ってしまう人も多いのですが
そこをわかる範囲で調べて教えてあげるのが
弊社のスタイルです。
あまり細かく計算するというより、おおまかな数字で
計算してあげるとそれだけで喜びます。
もちろんわからないことはそれぞれの各市町村に電話
で質問していろいろ確認をとっています。
大体は、任意継続と国保のどちらが安いかということを
検討しているのですが、最後に忘れてはいけない
重要なポイントをご紹介します。
会社都合で退職した場合、国保に加入すると
給与所得を30%とみなして計算し、保険料
を算出することになっていますので
実際、保険料はかなり安くなります。
退職した理由により違いがあるということを
ちょっと意識して国保でいくらになるか
常に計算する思考を身につけておくことも
大切です。
参考 川崎市サイト
非自発的失業者に対する国民健康保険料の軽減について
http://www.city.kawasaki.jp/e-guide/info6116/file15.pdf
本日もコラムを読んでいただきありがとうございました。
■【日本橋ではたらく人事コンサル会社の社長ブログ】
■私の取材プロフィール
■経営者にためになる、お得なコラム満載 直近コラム 15件
株式会社アイウェーブ のホームページ
http://www.iwave-inc.jp
株式会社アイウェーブ
庄司社会保険労務士事務所
庄司 英尚