コラム

給与計算をアウトソーシングする会社の事情と依頼後の感想

2011年5月25日公開 / 2014年7月31日更新

コラムカテゴリ：ビジネス

中小企業は、給与計算を社内で行っている場合もあれば
アウトソーシングしている場合もあります。

社長の悩みは、給与計算を社内でやっていて
スタッフがやるけど間違いが多いとか、繁忙期には
自分がやるのはきついという声をいただきます。

弊社は、規模の大きい会社の給与計算はやっていませんが
おかげさまで中小企業からは、たくさんのご依頼をいただいて
います。

私自身は、それほど給与計算の担当として業務を行っていま
せんが、それでもそれなりの件数をもっていますので、この時
期は大変ハードです。

でもたまにお客様に感謝されると気分がいいもので先日も

「今まで手書きの汚い明細だったけど、専用の綺麗な明細に変わり
窓付き封筒に入れて渡しただけで従業員に喜ばれた」とか

「今までかけていた時間が他のことに使えるようになった」とか
の声をいただくことがありましたが、そのような生の声を
お礼をいただくと大変嬉しいです。

「また社会保険労務士なので社会保険料の間違いがないので
助かるよ」という声を聞くとほんとうに最高です。

実は、社会保険の仕組みがわからない人に給与計算を
アウトソーシングしていて、とんでもないトラブルに
あった経営者を知っていますが、詳細を聞くとほんとうに
ひどい話でした。損害賠償ものだと思うようなレベルで
「かわいそう」としかいえませんでした。

さて給与計算をやる社会保険労務士もいれば、やらない社会保険労務士
もいますが、どちらが戦略としていいのかはわかりません。

給与計算をやらないとしても質問されて答えられなければ信用が
落ちてしまうかもしれません。また住民税のことや所得税のことも
給与に付随しているので最低限は知っておいたほうがいいでしょう。

すなわち、一に勉強、二に勉強です。でも勉強といっても机ではなくて、
やはり実践第一で実務で1人でまわしてみてはじめてわかることが
多い気がします。

キャリア10年の私でも給与計算でこんなイレギュラーあるんだと
いうケースに遭遇することもあるわけですから不思議なものです。

弊社としては、メイン業務ではありませんが、給与計算をすることに
よって見えてくるものがたくさんあるので受託するメリットは
あると思っています。ご紹介が多いので、やはり今あるお客様を
大切にしていき、周辺の困った方などのお役にたてればと
思っているしだいです。

今日もコラムを読んでいただきありがとうございました。

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　株式会社アイウェーブ
　庄司社会保険労務士事務所
　代表取締役／所長　
　庄　司　英　尚（社会保険労務士）　

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