会社の成長を阻むものとは?
ケアレスミスを繰り返す社員は、どの会社にもいますが、中小企業では、同じような間違いの連発やチェック忘れ、転記ミスなどは、業績にも大きく影響をあたえる場合がすくなくありません。早急に対処しないといけないのですが、結構放置していたりしていませんでしょうか?
このような社員をどのように改善していくかですが、基本はその間違える原因をさぐっていくことが大切です。
私もこれまでたくさんの人を観察してきて、それらを現場での指導に生かしているつもりですが、まだまだですし、その都度新しい気づきがあります。ある程度のパターンわけはできるようになっています。
さて、原因として多いのが、健康面の不良、メンタル不調の場合、集中力の欠如、仕事への取り組む意欲がない場合、性格がアバウトで適性として問題がある場合などいろいろですが、だからといって簡単に解雇したりしてはいけません。
2回指導してもダメな人には、3回、それでもダメなら5回と諦めずにいい続けることはもちろん大事です。根本的には性格面が関係してくる場合は、人間そのものが変わらなければダメな場合もありますので、パワハラにならないように穏やかに一緒に問題を考えるように指導するほうがいいと思います。
もちろん仕事への適性もありますが、仕事する上での気持ちがなっていない人も若い人には多い気がします。
また反省している気配すら感じられない、口先だけの謝罪などの人は、心がこもっていないのでまた同じミスをすることが多い気がします。
どうせ会社にいればお金もらえるし、適当にやってればいいんだからと仕事を軽くみている人もいます。これは正社員に限らず、パートさんでも一緒です。
注意をする際には、注意のあとで、本人に頭の中できちんと考えて反省してもらい、チェックをして、間違えやすいところは、きちんとメモして、確認する習慣をつけさせれば、原則少しは改善されるはずです。
それでもダメな場合は、退職の勧奨もやむを得ないかもしれません。もちろん健康面やメンタル面での問題の場合は、別途考えなければならないのはいうまでもありません。
しかしながら指導の記録や改善指導書の通知、面談などの記録などのちのちにトラブルになっても会社側が不利にならないように書面の記録を残しながらすすめていかなければなりません。
このような経済状況で、パフォーマンスが悪い社員はより一層、退職勧奨される可能性が高くなってきました。
弊社への深刻な相談も地震発生後、増えてきておりますので、現状をヒアリングした上で弊社としては従業員の雇用と経営状況や経営者の気持ちのバランスをとりながら、慎重にアドバイスしていきたいと思います。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/__/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
株式会社アイウェーブ
庄司社会保険労務士事務所
代表取締役/所長
庄 司 英 尚(社会保険労務士)
東京都中央区日本橋人形町2-32-4
人形町ロータリービル2F
URL: http://www.iwave-inc.jp
社長ブログ http://iwave.blog73.fc2.com/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/