月島荘 巨大シェアハウス誕生 中央区月島 複数企業が 月島荘利用へ イヌイ倉庫
吉本興業は、今春卒業予定者(現大学4年生)等を対象に、
各都道府県1名、計47名のエリア社員の採用を決定して、HPに発表しました。対象は大学か大学院を今春卒業する新卒者と、3年以内の既卒者ということもあって、かなり人気もあるようです。
しかしながら身分は契約社員だそうです。1年の契約で更新したり、正社員への道もあるようです。
地域社会から日本を変える人が求められているという思いは、私も共感しましたが、はたしてうまく機能するかどうかはわかりません。
人気の一方ではたしてどういう働き方をするのかはイメージしにくいです。勤務地などは希望する都道府県のどこかになるのだろうが、これからいろいろと決めていくということでしょう。
この3月初旬には内定を出して、研修に入るとのこと。既卒者も対象となっているのも社会情勢を考えた上でのことでしょう。
さて勤務地限定社員制度とは、一般的に定められた地域内の事業所で勤務することを、前提として給料は少し全国転勤ありの人に比べたら安くなっていることが多いと思います。転居を伴う転勤がないので、子育てや共働き夫婦にとってはとてもいい制度です。しかしながら昇進のスピードが遅かったり、マイナス面も当然あるのかと思います。
さて、エリア限定社員・地域限定社員・勤務地限定社員などいろいろ呼び名もありますが、(これらをまとめて勤務地限定社員とここではよびます)、なかなかうまく制度として機能させるのは難しいと思います。
勤務地限定社員制度についてはワークライフバランスとも関係してくることもありますので現場で導入している会社の実態の調査をしてこようと思います。
全国規模で展開している会社に入社した以上、転勤は当たり前と考えるのは、昔の考え方なのかもしれません。
今の若者は価値観が変わってきているので転勤の辞令を出した途端に「退職します」と平気で言ったりします。友達と離れて東京以外の地方には行きたくないという人は意外と多いものです。
勤務地限定社員制度は、両親の介護などで今の住居を離れることができな人などにもよく使えますので上手に活用していただきたいと思います。
吉本興業のエリア限定 採用 HP
http://www.yoshimoto.co.jp/corp/recruit/area.html