大和ハウスのパワハラ訴訟:東京高裁で和解 大和ハウスが解決金 /新潟
中小企業においては、セクハラもパワハラも水面下では結構あって悩みの種という企業もたくさんあるようです。何も今まで起きなかったのが不思議なだけで今後いつその爆弾が爆発するかわかりません。
セクハラについてですが、言っている本人にとっては、セクハラだとはまったく思っておらず、コミュニケーションの1つとして声をかけたりしていることもあるのですが、それは受け手がどう感じるかということでセクハラかどうかが判断されるので、注意しないといけません。
とにかく受け手が不快感を感じたらそれはセクハラになってしまいます。
ずっと悪気なく継続的に繰り返していたところ、ある日、退職時に会社宛に1枚の内容証明が届いたりするケースもあります。
仮に本人からセクハラをやめてほしいと言う申し出がなくても、嫌がっていたり周りも同じように感じるようであればそれは立派なセクハラです。
裁判が急増しているわけでもありませんが、セクハラは労災へと発展する事件なども昨今起きており、今後注目していかなければならない分野といえます。
セクハラも労災に?
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/2591
いずれにしても軽く見ていると、自分がセクハラ加害者にいつなるかわからないということを社内の関係者全員に理解させるとともに、時間があれば簡易の研修などを受けて今後のことなどで話し合ったりする時間を設けるのがよいでしょう。
「自分は絶対にセクハラなんてしない」という人ほど危ないといわれていますので、1つ1つの言動を振り返り、冷静に自分を振り返ってみることも時には必要ではないでしょうか。
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株式会社アイウェーブ
庄司社会保険労務士事務所
代表取締役/所長
庄 司 英 尚(社会保険労務士)
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