社員の禁煙 通院費用会社負担にて支援

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:ユニーク制度・社内制度


MSN産経ニュースによると

 ネスレ日本(神戸市中央区)は27日、10月1日からのたばこの値上げにあわせ、社員の喫煙者を減らそうと、禁煙治療を無料化すると発表した。医療機関で禁煙治療を受ける場合、治療費の3割を自己負担する必要があるが、この負担分を同社の健康保険組合が補助する。

 10月の1カ月間、禁煙治療の受診を希望する社員を募集し、同社健保が指定する医療機関で治療(12週間で最大5回通院)を受ける。治療費の自己負担分(約1万2千~約1万7千円)を、とりあえず本人が支払い、治療終了後に健保が本人に支払う。

 6月に試験的に実施したところ、19人の社員が禁煙治療を受診。禁煙に成功した社員もおり、社内で好評なことから本格的に実施することにした。同社の35~59歳の男性社員のうち、約4割が喫煙者という。

(引用ここまで)


たばこの値上げに関するニュースは、日々メディアで報じられているとおりですが、これを機会に禁煙したいという人も多いようです。

今回のネスレ日本の支援は、健康保険組合が治療費の全面支援ということでなかなか他の企業では行っていないことなのでニュースとして取り上げられているのだと思います。

いずれにしても禁煙外来の費用が、大体12週間5回通院で多くても約1万7千円ぐらいということだけでも知っておくことは勉強になります。

それにしても社員にとっては嬉しい制度ですし、社員に優しい会社といえるでしょう。ネスレ日本に関しては、稲敷市の工場での懲戒解雇無効事件が記憶に新しいですが、今回のニュースはとても興味関心のある分野でしたので取り上げてみました。ネスレ日本といえばキットカットが有名ですが、参考ブログ記事をリンクしておきましたのでぜひご覧ください。


参考ブログ:キットカットと切手で受験生応援  ユニークコラボ発見
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-357.html

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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