J-WAVEの番組に出演 サバティカル休暇
yomiuri online の10日のニュースにより
法定の休憩時間を与えずに勤務を続けさせたとして、中央労働基準監督署は10日、家庭向け防犯業務などを請け負っている警備会社「全日本ガードシステム」(文京区)と同社常務(66)ら社員5人を、労働基準法違反の疑いで書類送検した。
発表によると、昨年7月~今年1月の間、24時間勤務の警備員22人に対し、休憩時間を取らせずに同社が用意したアパートなどで待機させた。
以上
24時間休憩時間がなく働かせている会社があるということは、残念なことですが、このような会社は自然と淘汰されていくでしょう。
労働基準法では、休憩時間については次のように定めています。
使用者は、労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければなりません。
したがって、休憩時間は必ずしも与えなければならないというわけではないので、たとえば6時間勤務のパートさんなどには、法律上は休憩時間がなくてもいいわけです。
実際に、実働4時間勤務のパートさんに、お昼時間として休憩1時間を与えても嬉しくないでしょう。
なぜなら休憩時間には、賃金を支払われないわけですから、働く側にとっては非効率になってしまうから当然です。
いずれにしてもこのような職種の労務管理は難しいのですが、実務の経験による差が大きく出るところでもあります。
法律論だけでは仕事になりませんので、いろいろな現場のノウハウを大事にしてお客様の成長の支援を続けていきたいと思います。
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