社員の「脱スマホ」に会社が奨励金 その目的はいったい何なのか
転職者に入社準備金200万円払う会社があるという情報を入手しましたので、早速ご紹介したいと思います。技術者にとっては、かなりおいしい情報だと思いますし、業界への影響も大きなニュースだと思います。
8月16日のJ-CASTニュースによりますと
大手モバイルSNS「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エーが、ゲーム開発などを担当する中途入社のエンジニアに対し、年俸とは別に「入社準備金」として200万円を支給するとのこと。
200万円を年俸とは別に払ってまで、優秀な人材がほしいということですね。とにかく今は好調なので、人材を集めようという狙いでしょう。これをやられてしまうと、技術者が勤務している会社では、転職を検討する技術者が増えてしまい、結果的に人材が流出し、打撃を受ける可能性もあると思います。
人材獲得競争が激化する中で、採用にはコストが今まで以上にかかる一方で、転職市場にはいい人材がいないと言う経営者もいます。お金よりも悩みは人。採用がうまくいくことが成長の要件だという経営者も増えています。
今回の制度は、今はその気がなくても、将来、転職する可能性のある技術者をこのような準備金を使い、前倒しで早期に転職を決断させることができる材料になるとよんでいるわけです。
この制度を利用して結果的に何人ぐらいの人が入社できたのかが気になるところなので、10月以降に情報が入りましたら、アップしようと思います。