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安部元隆プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

足にシビレがある場合に効果的な「神経科学エクササイズ」

安部元隆

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テーマ:神経リセット



こんにちは、GENRYUです(^^)
今日は、足の親指について、そして親指にしびれや痛みなど、
何かが現れ始めたらどう対処すべきかについて解説したいと思います。
足のシビレは、L5(第5腰椎)と S1(仙骨)または
L4(第4腰椎)と L5(第5腰椎)の腰椎椎間板ヘルニアの症状として特徴的です。
またよく見られる典型的な症状の一つに、
「足の親指や足に変な感覚があって、少し力が入らない」といった症状が挙げられます。
もう一つの可能性としては、体の外側を走る浅腓骨神経の損傷、
炎症、または圧迫が挙げられます。
これは皮膚の表面に非常に近いところから足の甲を横切り、親指まで伸びています。
今回はここがターゲットになります。
ここで注意点ですが、もし親指に筋力低下、痛み、しびれ、チクチクする感じなどの
症状がある場合は、専門医の診察を受ける必要があるかもしれません。


神経科学エクササイズ
「目的」
固まって動きづらくなっている「神経の滑り」を改善し、症状の改善につなげること。
「方法」
立った状態で行います。(左足が悪いと仮定して説明します)
足の下に敷くクッションやマットがあるとベストです。
*バランスが悪い方、フラツキ感がある方は、壁の近くで行ってください。
*右足に症状がある方は、以下の方法と逆の動きを行ってください。
「手順」
1.左足を一歩前に出しの親指を屈曲(親指を下に動かす)します。
2.左足を底屈(つま先を床に向けます)します。
3.左足を内反(つま先を内側にねじります)します。
そうすると、左足の外側が床やマットについている状態になると思います。
*スタートポジション
4.このポジションをキープしたまま、膝を屈伸します。
  これを10回繰り返し、スタートポジションに戻します。
5.このポジションをキープしたまま、股関節を内旋(内ひねり)、外旋(外ひねり)します。
  これを10回繰り返し、スタートポジションに戻します。
6.このポジションをキープしたまま、骨盤を前傾(前に傾ける)、後傾(後ろに傾ける)します。
  これを10回繰り返し、スタートポジションに戻します。
「エクササイズの目標」
足の甲、親指のあたりに、10段階中1~3くらいの、ごく軽い神経が伸びる感覚を
感じることです。
「注意点」
各動作をする際は、痛みが出ない範囲で行ってください。
「頻度」
10回が1セットです。
これを1日に2〜3セット繰り返し行ってください。


まとめ
足の指を管轄している神経は、人体の中でも一番長い神経線維になります。
上記のようにL45、L5S1から出てくるこの神経は、骨盤の動き、
股関節の動き、膝の動きの固さによって「神経線維」が伸びにくくなり、
よくトラブルを起こしてしまいます。
この「神経科学エクササイズ」では、その点を改善するための目的がありますので、
まず実践してみてください。
このエクササイズを行っても症状が改善しない場合は、医療機関にて
原因を精査されることをオススメします。
当院では、このような「神経トラブル」に対し、その方の体の特性にあった
エクササイズをご紹介しておりますので、ご興味がある方はお問合せくださいませ(๑•̀ㅂ•́)و✧
あなたのお困りの症状が少しでも改善しますように。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)

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安部元隆
専門家

安部元隆(理学療法士)

GENRYU式 綜合整体

科学的根拠に基づいた知見と臨床経験から得られた知見を組合せ「根本原因を探し、戻りが少ない治療法」『GENRYUメソッド』を提供しています。問題点をキチンと細分化して捉え、1つ1つその問題を解決します。

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