股関節を曲げると痛くて辛い...制限因子をしっかり突き止めることが大切(概論編)
こんにちは、GENRYUです(^^)
前回のコラムでは、股関節の屈曲制限因子について
説明しました。
今回は、股関節後方関節包の伸張(ストレッチ)方法について
説明していきます。
股関節後方関節包は股関節の安定性に重要な組織であり、
硬くなると股関節の可動域制限や痛みの原因となることがあります。
以下に、股関節後方関節包を伸張する方法をいくつかご紹介します。
「股関節後方に関節包ストレッチ」
1. 仰向けでのストレッチ①
* 仰向けに寝て、両膝を立てます。
* ストレッチする側の足首を反対側の膝の上にかけます(あぐらをかくような形)。
* 両手で反対側の太ももを抱え、胸に引き寄せます。
* 股関節の後ろ側(お尻のあたり)に伸びを感じたら、そこで30秒ほどキープします。
* 反対側も同様に行います。
2. 仰向けでのストレッチ②
* 仰向けに寝て、両膝を立てます。
* ストレッチする側の太ももを抱え、胸に引き寄せます。
* 股関節の後ろ側(お尻のあたり)に伸びを感じたら、そこで30秒ほどキープします。
* 反対側も同様に行います。
3. 座位でのストレッチ
* 床に座り、両足を前に伸ばします。
* ストレッチする側の膝を曲げ、足の裏を反対側の太ももの内側に付けます。
* 上体を前に倒し、両手で伸ばしている方の足先をつかむようにします。
* 股関節の後ろ側に伸びを感じたら、そこで30秒ほどキープします。
* 反対側も同様に行います。
ストレッチを行う上での注意点
* 痛みを感じない範囲で行う:無理に伸ばすと、関節や筋肉を痛める可能性があります。
* 呼吸を止めない:深呼吸をしながら、リラックスして行いましょう。
* 毎日継続する:1日に数回、毎日継続することで効果が期待できます。
* 反動をつけない:反動をつけると筋肉が反射的に収縮し、
ストレッチ効果が低下する可能性があります。
今回は、股関節の後方関節包について説明してきました。
この股関節後方関節包は、日常生活ではほとんど伸ばすことがない組織ですので、
ぜひ今回のストレッチを習慣化して頂ければと思います(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)



